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DATE : 2024.03.23
生徒がやめていく原因を学ぶ
いつもありがとうございます。報告です。
高血圧のお薬を飲んでおられる生徒さんが「高血圧のこと研修や本に書いてあったこと」の真実を
お話ししましたら、それを聞いて教室をやめられました
「本当のこと、健康の真実を知って欲しい」想いでお伝えしておりますが
後はご本人の選択なので仕方ありませんが、塩のお話しをしても今まで通り甘いものや果物をいつも通り食べながら身体が良くなりたいとか、皆様今まで通りで身体が良くなりたいと思われている方がたくさんおられます。
「頭が柔軟でない、考え方を変える気がない方」に、真実の健康を伝えることが本当に難しいと思いました
考え方が合わない方はやめていかれますが、仕方ないですね。
矢上です。 そうですか、それは残念なことでしたね。
でもここからナビゲーターとしての能力の向上の為にあなた自身が学んでください。
やめていった生徒の足りなさを責めるだけでは、あなたの向上にはなりませんから。
私が思うに、3つの反省点と学びがあるように思います。
そしてやめていかれた方はそのことを教えてくれた教師だと思うのです。
これは全ナビゲーターだけでなく、読まれている皆さんも気を付けたら良いと思います。
一つ目です。
良くあることですが、ある情報を得た人、(つまり高血圧や降圧剤や塩などの情報を私から得たあなたのことです)は、それを知らない人に対し、あたかも「自分が正義で、知らないあなたに教えてやる。だから聞きなさい」という無意識の態度に出てしまうことが再々あるのです。
こうなると、聴かされる生徒(やめた人以外もいるはず)にとっては、 先生のアドバイスは、支配的で脅迫じみた言葉に聞こえるのです。(内容が正しいかどうかではなく、先生の態度が偉そうなのです)
そうなると「自分はただ自力整体を習いに来たのであって、それさえ教えてくれればよいのに、余計な教育までされたくない、干渉されたくない」 という反発心が働くのです。
だから、私は教室では 高血圧や薬のことは一切話しません。
だから「通信」で伝えています。読む人は自己選択自由ですので、圧迫感がないのです。
二つ目です。
人は自分が信じてやっていることに対し、否定されるようなことをいう人に対しては拒否感を持つものです。 おそらく やめていかれた方は「自力整体は続けたかった」のではないでしょうか?
「自力整体は気持ちが良くて続けたいのに、先生が教える血圧や塩の話にはついていけない。だから
せっかく自力整体が好きになったのに、教室をやめなければいけなくなった」
という思いにさせているのかもしれないのです。
三つ目です。
ここからが学びになるのですが、人間というものは「自分に甘くて人に厳しい」のが性です。
あなたの場合、「自分は矢上先生から習った正しい知識を伝えたが、やめた人はその意見に賛同できず、やめてしまった。 その人には合わなかったのだ」
と思い込むことで、「自分の行動の誤りを正当化する」という、ちょっと、聞きたくないかもしれないでしょうが、そんな習性が誰にでもあるのです。
何もやめていった人を引き戻す必要はありませんが、この際、この事件をきっかけに「やめていった人が合わなかったのであって、私は正しいことを伝えたのだから私に落ち度はない」
と思ってしまう癖をやめませんか? という提案です。 聞きたくないことでしょうが・・・
私も40年近く指導してきて、あなたと同じ言動で失敗したことが何度もあります。
そのたびに「あの人はこちらの考えに合わなかったのだ」と自分を慰めてきました。
でも、ある時から、「相手が合わなかった」という結論で終わってしまっては、また同じことを繰り返すだろうと考えるに至ったのです。
それからは、授業では「プログラムの流れを誘導するだけ、余計な教育はしない」と決めました。
それが通信につながっていったのです。 通信なら読む人が自由に受け取れるからです。
いかがでしょうか? 耳の痛いアドバイスもあったと思いますが、私はいつもこう自分に言い聞かせています。「教室は私が教える場所ではなく、至らない私が色々な人から教えてもらう場所だ」と。
だから、生徒はみな先生なのです。
やめていかれた生徒も、言葉では言わないけれども、今私が書いたような教訓をあなたに教えてくれた「教師」なのではないでしょうか?
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