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DATE : 2019.10.05
頭の良さとは
私は子供の頃から、親や先生の教えよりも、自分の中の直観というか、自分の心の中の教師に導かれてきたような気がする。
ほとんどその子供の直観は、親や先生の意見と正反対の場合が多いのだが・・・
だから孤立した子供で、自分の空想の世界が自分の世界だったな。
学校のテストは軽蔑していた。
「テストの成績で頭の良さが決められるわけがない。頭の良さとは、皆が困っている時、助けられるアイデアを出せる頭こそ頭がいいのであって、テストは関係がない。
テストで頭の良さを測るようになったら、記憶力が良い人間が有能になるので、創意工夫する本当の頭が良い人間は生まれないな」
そんなことを考えていた。
頭が良い人とは
未来にヤバいことがあるなら、それに人よりも早く気づき、対策を練り、万全の準備をする人。
そして苦境に陥ってもパニックにならず、冷静に脱出法を考え、実行できる人。だと思う。
親も先生も、そんな子供へと教育して欲しい。
それは「教え、従わせる学校」から、「考えさせる学校」にならないといけない。
私も研修で教える仕事をしているが、「受講生が自分で考えて答えを見つける研修」を目指している。
この自分で考え抜いて、答えを見つけた時の喜びはすごいぞ。
自分を胴上げしたいくらいの喜びなのだぞ。
賢くなるにはまず、第一歩は不便を感じた時、不平を言うのではなく、それを改善するアイデアを考え出す習慣をつけよう。
膝が痛い時は整形外科に行く前に、どういう動きをしたら楽になるか考え抜こう。
そうやって自分で治したら、スゴイ自信になるし、
解決策を考える楽しみが出来てくる。
そんな脳の使い方をしている人が、認知症になるなんて考えられない。
考えるのを放棄した人の末路が認知症なのだ。
考えるのは脳のウオーキングであり、ジョギングなんだから。
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