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DATE : 2019.06.12
自力整体の開脚の効果
今日のカレーはシーチキンとブロッコリーを入れた。ブロッコリーなどの野菜は、私はご飯を炊く鍋の中に入れて蒸し焼きにしている。
というのは、カレーの中に入れてグツグツ煮ると形が崩れるし歯ごたえもなくなるので、カレーが出来上がってからご飯の上で蒸した野菜を混ぜる。
こうすると野菜そのものの歯ごたえがあるわけ。
このような料理の世界で、ひと手間入れる工夫するというのと、自力整体で開脚が苦手な人に、中殿筋をほぐす動きをいれて楽に開脚ができるようにするという考え方はとても良く似ている。
今日の夜の教室は男性が多いので、開脚がとても苦手。足が90度以上開かず、手を後ろへ着いて支えないと座ることさえできない人もいる。
それが今日の中殿筋ほぐしを進めるうちに、どんどん開脚が広がるではないか。
私は嬉しくなって指導中、生徒の一人に「おお、○○さん足の開きが倍になってるよ」と叫んでしまった。直接名前を呼ばれた生徒は(私は指導中生徒の名前を呼ぶことはない)ニタニタと嬉しそうだったな。
何故開脚にこだわるかというと、立った時の重心が変わるからだ。足の内側とかかとの前にしっかり重心が乗り足の全ての筋肉をバランスよく使えるので、立つ、歩く、の動きで疲れないのだ。
そして転びにくくなるし、転んでもケガをしなくなる。
力士が最初に開脚をさせられるのも、そういう理由だったのかとうなずけるな。
私はこの開脚を介護予防(転倒予防)の切り札にしたい。私が今後も開脚がやり易くなる自力整体を発明していくので、是非老人ホームでそれを実践して「転倒予防整体」を実施してほしい。
開脚で腰が楽に伸ばせ、長時間座れる骨格を作り上げる。これが介護予防のカギとなると思う。
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