JOURNAL
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DATE : 2021.02.19
一昨日の授業の感想つづき
〇 感想です。(昨日とおとといの質問者)
昨日のひざの痛みの報告の追加です。
膝縛りとX脚のことしこ立ちのことも、教えて頂き、不安と今までX脚のせいにしていたことなどがすっきりしました。
そして、膝しばりをゆるく膝があたらないよう行った時、前半1回目で、脛骨のあたりがコキッコキと何度もなって、何回なるんだろうと思っていた時にスキッとした感触を感じ、2回目は、何度かお皿が動く感じで、「スキッとはまった?」ようになり,その後、激痛が薄れたと思います.
昨日のオンライン教室90分の変化をお伝えします。
〇 親指回し
背中広げ胸お腹すぼめを意識すると、親指から足裏の痛みのある所に刺激が伝わり、足裏ほぐしも指の間をほぐしている意識で行うと膝の方にむかって何か、流れていくような感覚がありました。
*親指にタオルをかけての引き上げ
しっかり全部の指を意識すると、今までに感じたことがないくらい、下から上への力を感じる。
〇 つま先着地前後歩きは、教室前は全く足がつけなくて4日間できなかったので、ちょっと無理かな?と思っていたのですが
少し、痛みを感じながら、足を動かせたので驚きました。
〇 しゃがみは、最初座った状態で行う時は、抵抗なくできたのですが、立った状態からは厳しく、しゃがめますが、膝後ろ側の突っ張りとお皿の中がどうかなりそうな感覚でしたが、最後にした時は少し違和感はあるけど、ひさしぶりに立った所から両足で曲げられました。
〇 仰向けでの、背中ほぐし
熱くなるほどほぐれていくのを感じ2回背中の上下を行なったのが、とても効きました。
〇 仰向けでの片足タオルかけ開き。
左膝を伸ばそうとした瞬間、激痛がありました。その瞬間に先生が「無理に伸ばさないで、倒してから伸ばしてみて」と教えて下さり、一瞬走った激痛から、また違う感覚の刺激が伝わり始め、何か、楽になっているという感触がありました。その次の引っ掛けた足の方へ寝返りで、いつもは腰をひねろうとしていたと思います。が、今日は大臀筋や中臀筋や腸脛靭帯をほぐしているということを教えてもらい、そこが感じられるように角度を変えると、またまた良い感覚になりました。
そして、2回目立ち上がった時に、「あっ歩けるかも!」と感じ、それまでの激痛が、ほとんど感じられなくなっていました。
最後の「つま先前後歩き」と「しゃがみ」を交互にやった時も、痛みの感覚は薄れ「えっ?なに? 嬉しい!」と、涙がこぼれました。
〇 背部筋肉のお話、そして意識をする所
なにがどうなっているのかを教えて頂きながらの実技。今まで部分的、関節だけで捉えがちだったことや、繋がりはあるけど、よくわからなかったことなども、今痛めている所が教えてくれて、先生がおっしゃる通りにほぐれて変化していくのが感じられ、先生が側にいてくれているかのような素敵な贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
自分の痛みに沿って、何かが流れ出し、繋がり出す感覚がつかめました。
昨日は、痛み和らぎ歩けたことが嬉しかったですが、ちょっと喜び早すぎたかもで、まだ違和感や突っ張り痛みもあるので、気をつけながらこの実技を続けてみます。
腰に続き膝も、オンライン教室で先生にご指導して頂いて本当に感謝しています。ありがとうございました。
〇 矢上 談
自力整体で不調が解消した時に大事なことが3つあります。
一つ目は、どの技で良くなったのか、良くなった瞬間を記憶しておくこと。すると再発した時自分で治せます。
二つ目は、例えば「ひざがこうなっていたから痛みが出たのだ」ということを理解すること。
三つ目が、「痛かった時のズレた状態に、再度ならないように動き方に注意する」ことです。
これを自力整体能力といいます。
「やった、楽になった」 という感動だけに終わらせてはいけません。
再発した時に直し方を覚えていないとダメ。 「いつの間にか治りました」ではダメなのです。
今日の感想者は、「あ、この技の、この瞬間にひざが楽になった」という観察と記憶がしっかりしている。この「自己洞察力」が ひいては、人を指導する時に活きるのです。
種明かしをします。
実は相談者からひざの痛みのメールをもらったのが、水曜のオンライン教室の日の朝でした。 それで「よし、今日のメニューは彼女のひざの痛みを治そう」とメニューを組みました。メインは「足にタオルをひっかけて開き、その方向に身体をねじり、反対の手でタオルを引くことで大腰筋、中殿筋、腸脛靭帯をゆるめる技」です。その時に「この技は○○さんのひざの痛みを治す技です」と言いたかったのですが、やめておきました。 彼女のひざの痛みは腸脛靭帯の過緊張であるとわかっていたからです。
この返信をいただいた時は「しめしめ、目論見通り」と思いました。是非、皆さんも足腰の痛みの際は、この腸脛靭帯ほぐしを取り入れてください。
そしてこの方のように、一つ一つの実技を意識を集中して行ってください。
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