FAQ
よくある質問
自力整体・予防医学について
身体のこと・体調のこと・食事法や生活習慣のことなど、よくいただくご質問やご相談などをまとめています。少しずつ更新もしていきますので、ご相談やお問い合わせの前に是非ご覧になってください。
FAQ List
質問一覧
-
自力整体とストレッチはどう違うの…QUESTION #01
Q .#01
自力整体とストレッチはどう違うのですか?
ストレッチは、「筋肉を伸ばす」のが目的です。
自力整体は、「背骨の隙間、関節の隙間を拡げる」のが目的です。見た目にはどちらも同じように見えるかもしれませんが、やっている人の意識が関節に向いています。間が詰まって狭くなった関節や背骨になると、身長が低くなります。
ストレッチで身長は伸びませんが、自力整体をやる前とやった後では身長が伸びるのは、関節の隙間が拡がったからなのです。
-
自力整体をやるのに、適した時間帯…QUESTION #02
Q .#02
自力整体をやるのに、適した時間帯ってありますか?
あります。
自力整体は疲労回復法ですので、仕事を終えた後、入浴して身体を十分に温めてから行ってください。自力整体を終えてから夕食です。
自力整体をやると脳が睡眠モードになり、その日は熟睡できます。だから仕事終わりと夕食の間の時間が最適です。
-
朝はやってはいけないのですか?QUESTION #03
Q .#03
朝はやってはいけないのですか?
5分とか短いものなら構いませんが、90分でフルにやると睡眠モードになりますよ。これは自力整体にかかわらず、ジョギングでも朝にやると睡眠モードになり、眠気が来ます。
特に自力整体をやった後食事を摂ると、副交感神経が高まり、起きていられません。
だから、私は教室が終わると軽い食事をして昼寝をします。
そのような余裕があれば、いいですが、これから仕事をする前に、やると仕事中に眠気がやってくるので困ります。
-
自力整体で痩せますか?QUESTION #04
Q .#04
自力整体で痩せますか?
自力整体と同時に整食法を行うと、確実に痩せます。10キロ以上痩せた人は多くいます。
整食法とは、「食事の時間を正午~18 時まで(回数は自由)にし、それ以外は水分のみ」という食べ方です。一度試してみてごらんなさい。
-
ひどい肩こりに悩んでいます。実技…QUESTION #05
Q .#05
ひどい肩こりに悩んでいます。実技以外に気をつけることはありますか?
自力整体の考え方はこうです。「必要があって肩が凝るのであって、もみほぐしても原因が治っていないので凝り続ける。本当の治療は もみほぐす、ストレッチするのではなく、肩が凝る必要がない身体にすること」
不必要な緊張をさせてはいないか、下のチエック項目を見直しましょう。
- 壁に背をつけて立った時、後頭部が壁から離れてしまうか、もしくは付けようとすると力む。
*これは、頭が胴体よりも前に来ているので、それを戻すために肩首が緊張し猫背になる。 - 座り仕事が長く、胸郭が下がってしまって、それを持ち上げるために肩首が緊張する。
*胸郭が下がると呼吸ができなくなるので、肩首の筋肉が凝る。 - 夜寝る前に食べてはいないか。
*寝ている間も胃が休まることがなく、胃の疲れのために胸郭が下がる。 - 朝起きた時腰も痛くなる。
朝、排便の前に食べてはいないか
*排便の前に食べると、大腸の蠕動運動が弱くなり排せつ力が低下し、便が腸に残る。 - その為に身体がねじれて、 腰 から背中、肩、首、にかけて、片側の筋肉全体が凝る。
- 生理前ではないか
*生理の一週間前から、骨盤がねじれてくるので、便秘とともに肩こりが始まる。生理になると楽になる。 - 人工的な光、ブルーライトを目に入れてはいないか 特に夜の光は自律神経を狂わせる。
*ブルーライトが目に入ると自律神経の交感神経が緊張し、全身の血管を収縮させ血流を悪くする。そうなると眠れない、目が疲れる、頭痛がする、肩が凝る 便が出ない、生理が来ない、食欲が止まらない」という交感神経緊張症候群になる。 夜のスマホにご用心。 - 嫌々ながら仕事をこなしてはいないか。
*自分のやりたいことを、自分のリズムで楽しんでやっているときは、自律神経の副交感神経が働いてリラックスして、脱力して作業ができるので疲れないが、意に沿わない仕事は交感神経が緊張して7の状態になる。 同じ作業でも心の持ち方で、疲労にもなり、リラクゼーションにもなる。 - 時々野外に出て光を浴び、大きく背伸びをして新鮮な空気を入れているか
*緑色が目に入ると、交感神経緊張がゆるむ。
人間とは日中は外で、暗くなると家で過ごすのが自然。
自然に反するから、交感神経が緊張するのです。 - 身の回りに、交感神経が緊張するような嫌な危険な人物はいないか
*交感神経が緊張する環境は「嫌悪、危険、喧騒」であるので、そこから逃げる・避けるのが賢明。 - 「忙しい」が口癖になり、仕事ががさつ、せっかち、強引になっていないか
*急ぐと肩に力が入る。 力みが肩こりを生むので、常に脱力を意識すること。肩こりは力み癖から生まれるのである。「時間ギリギリ」「仕事の追われる」をやめて、仕事に追い回されるのではなく、自分が仕事をコントロールできる余裕を持つこと。
- 壁に背をつけて立った時、後頭部が壁から離れてしまうか、もしくは付けようとすると力む。
-
足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、ひ…QUESTION #06
Q .#06
足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、ひざの痛み)で困っています。どうしたらいいのでしょうか?
自力整体では、足腰の痛み→整形外科とは考えません。
むしろ足腰の痛み→胃腸科と考えています。 それは何故か、私が治療してきた症状で一番多いのが足腰の痛みでしたが、ほとんどの患者さんは左下腹部のS 字結腸に触れると、9割の人がそこに便が残留していました。
その重さから左足に多くの体重がかかり、骨盤の右が持ち上がり、腰椎が左にカーブし、そこから出ている坐骨神経を圧迫していたからです。そして私の手技で、腰椎の圧迫を開放すると、その後に大量の便が残留していたのが排泄されたのちに、足腰の痛みがなくなる。という人がほとんどだった からです。
-
何故、S字結腸の残留便が溜まるの…QUESTION #07
Q .#07
何故、S字結腸の残留便が溜まるのですか?
生まれつき胃腸の強い人と弱い人に分かれます。もちろん老いるほど弱くなります。
比較的弱い人が、冷たいものを飲んだり、夜寝る前に食べたり、朝便が出る前に食べたりすると 大腸の働きが悪く、便通が滞ってしまい、その重みや刺激で骨盤がゆがむのです。足腰の痛みは、別名「排便神経&坐骨神経 圧迫症候群」です。排せつと同時に足腰の痛みがなくなるのは、その神経が圧迫から解放されたからです。
近年、高齢者で足腰の痛みと便秘で困ってらっしゃる人が多い。その原因は、高齢で胃腸が弱っているのにもかかわらず、若者と同じ食べ方をしているから。特に、朝の排便前に朝食を摂ると、消化にエネルギーが使われて、排せつの為のエネルギーが少なくなります。すると肛門近くの便だけが排泄されて、その奥にあるS 字結腸 の残留便が溜まっていくのです。年齢に合わせた食べ方をしないと、足腰の痛み、弱りになるということです。
「排便神経&坐骨神経 圧迫開放の自力整体と並行して、以下の3 つの事を守りS 字結腸 の残留便が出たら楽になるはずです。反対に、この3つを守らない限り、自力整体だけをやっても良くなることはありません。
- 食事の時間を正午から夜の8 時までに限定し、午前中と夜は胃を働かせない。
- 胃を冷やす飲み物は禁止、できたら一日に何度も白湯を飲んで胃を温める。
- 排せつを促す食材を選ぶ。例、海藻、おから、芋類、納豆やキムチなどの発酵食品。
-
でも、高齢者は吸収力が落ちてくる…QUESTION #08
Q .#08
でも、高齢者は吸収力が落ちてくるので、筋肉を作るたんぱく質は必要なのでは?
足腰の痛みの痛みで来院される高齢者のほとんどが「栄養を摂らないと筋肉が衰える」という観念にとらわれています。その人は例外なく 朝、排便もないのにきっちり朝食を食べています。
その胃腸は食べるほど、吸収力や排せつ力は落ちます。だから多く食べるより少なく食べる方が筋肉は付くのです。そして排せつ力が高まり、足腰の痛みがなくなるのです。だから、食べる工夫より、食べない工夫をしましょう。若いときと同じ内臓ではないということを自覚することが大切です。
これは私の苦い体験なのですが、若いころ深夜まで飲んでいた習慣で、ひどい坐骨神経痛になりました。色々な治療をしても治らなかったのですが、10 日ほど断食をしたことで治りました。断食中は胃が動きませんから、大腸が良く動くのです。毎日、柔らかい排便があり、排便の度に足腰の痛みが楽になるのです。何年も続けていた不摂生の残留が 出ていき、体重は8 キロ減りました。この体験から、足腰の痛みは不摂生による胃腸の弱り、S 字結腸 の残留便が原因だと確信しています。
それから、足腰の痛みにはなっていないけれど、腰の坐骨神経が圧迫されるためにおこる症状をあげておきます。これは「隠れ坐骨神経痛」といわれます。S 字結腸の残留便を出し切って、腰椎の坐骨神経の圧迫を開放しなければいけません。
- 足の冷え
- こむらがえり
- 静脈瘤
- 巻き爪
- 正座痛
- 外反母趾