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DATE : 2021.05.17
人は軸足側に不調が起こる
今回の西宮研修では「軸になる足に不調が起きる」というお話を聞かせていただきました。
私は左足が軸足なので、四股立ちでタオルを腰に当ててねじるとき、左足が外向き、右足が正面の時、腰を左に捻じりにくい。
そして今まで不調(膝、腰)が出る時は紛れもなく左側でした。
ただ鼠径部だけはいつも右が縮んでいるのを感じます。
これも「私の生活習慣の現れなんだろうなあ」と思いながら、毎回ほぐしています。
自力整体をしていなかったら、こんな風に自分の体の左右差を感じる事はなかったと思います。
今日の実技は特に、一つ一つの動きが、また次の動きに移る動作が、ゆっくりと丁寧で、どんどん瞑想状態に入って行くのを感じました。
またゆっくり動く方が「腹筋やももの筋肉を使っている」、と感じる事が何度かありました。
無になって丁寧にナビゲートしていくこと、私も心がけて行きたいです。
矢上 裕です。 もう少しこのコラムを読まれている方へ補足しましょう。
二本足の人間は左右の足のどちらかが軸足、その反対を蹴り足と呼ばれています。こんな感じです。
1,「きおつけ」の姿勢から「休め」と言われたら、右足を横に動かす人は左足が軸足です。
2,サッカーでボールを蹴る足の反対が軸足です。
3,歩くときに前に出しやすい足が蹴り足です。
4,ズボンをはくときに、最初に足を入れる方が軸足です。
5,自転車を引いて歩くとき、自転車が身体の右にある人は、左が軸足です。
次に軸足にばかり体重がかかる人の不調の起こり方です。
- 軸足側の、首筋、背中、腰が張っており、仙腸関節をつないでいる梨状筋が張るので腰痛や坐骨神経痛になる。
- 軸足は常につま先に重心がかかるので、膝が伸び切り、膝の屈伸時に痛みが出る。
- 軸足側の外反母趾がきつい。
- 軸足側が冷える。
- 軸足側の肩に痛みが走る。 また五十肩になる。
- 軸足側の歯茎が腫れやすく、物を嚙むときに痛む。
- 軸足側の反対側の鼠径部が詰まり、硬い。
- 生理不順や生理痛がある。
- 足がむくみやすい。
整体では、片方の足ばかりに体重が乗るから、体重が乗るほうが負担や疲労が大きいから不調が起きる」 と考えます。
だから左右の足がどちらも軸足になり、左右均等に体重が乗るように治療します。
自力整体も同じです。
この軸足不調の理屈、おわかりになりましたか?
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