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DATE : 2021.05.27

手根管症候群についての質問

皆さんへお知らせ

 過去の通信の朗読をラジオに現在収録中ですが、現在編集中で

 すべてをアップしているわけではありません。いずれアップした際にはこのダイアリーでお知らせしますので、お待ちください。

 今回は手根管症候群に悩む方のご相談です。

矢上裕先生へ

 いつもお世話に成りましてありがとうございます。

オンライン教室水曜日受講の○○です。

 足指強化の整体で安定感が獲得出来てきており嬉しく感じています。

質問があります。

手や腕についてお教えください。

3月中旬、パンレッスンするためにパンこねを10回程繰り返した後に、右手の痺れで眠れなくなり

リューマチが有るため診断や連休等条件がかさなり、痛み我慢も長期となり、やっと5月中旬右手の手根管症候群に対して手術をしました。傷口の治癒待ちです。

以前から、両手の長掌筋やこれに関連する手首近くの筋が痛みます。

今迄、結構、手を酷使してきた様(頑張りやれば応えてくれたので)にも思っています。

今、左手に、右手の手根管症候群の始まりに似た左手薬指のしびれが時たま生じます。

何れも、腕の筋力の低下(ひょっとしたら使い足りないのでしょうか?)によるものかと想像したりしております。

今後、老化や機能低下、痛みの発症を防止するための整体が有りましたらご教授頂けませんでしょうか。

推奨のDVD、或いは書籍等有りましたらお教え頂けましたら幸いです。

 毎週自力整体で体が整い幸せです。今後共、宜しくお願い致します。

矢上 裕です。 直接手を診察していないので何とも言えませんが、文章からの私の想像では、あなたは長年手を握る屈筋ばかり使い過ぎてきたように思います。 例えば鋏を使う、パンをこねる、自転車のハンドルを握る、草刈りで鎌を長時間握る。

などで、指を反らせたり、手の伸筋を使わないでいると、手首の手根管はだんだんと狭くなり、手根管症候群になります。

  私はこれまでに出したDVDなど内容をすべて記憶しているわけではないので、どのDVDが良いのかわかりませんが、

  四つん這いで、手の甲伸ばし、手首の膝圧、指そらし、手首そらし 肘直角バウンドなどの自力整体を勧めます。

  手根管症候群は明らかに指の酷使によるものですから、手術をしても酷使が続けばまた狭くなります。

  指の酷使をさけ、指そらしで手根管を広げるようにしてください。

by 矢上予防医学研究所

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