矢上先生、こんにちは。

前々回の研修で長々と体の変化についてお知らせさせていただきました。
また最近の変化と気づきをお送りします。

あれからも体調はとても良い感じが続いています。

今年は長雨で秋になっても梅雨のような湿度が高い日々が続いていましたが、フルーツ生活のおかげで湿度の影響をあまり受けることなく元気に過ごせました。

運動なしで、体水分量55％、筋肉量42％をキープ、体脂肪が30％台を切るのが普通になりました。

やっと昔使っていたわっかタオルのサイズにもどりました。うれしかったです。（180㎝→170㎝）

そうやって生活していくうちに、だんだんと前より「食べたい」という欲求がなくなっていきました。

果物でものどを潤す以外ではほしいと思わなくなったのです。

大好きだったスイーツもほとんど興味がなくなりました。

今まで普通に食べていた一食分が多い、胃に負担だと感じるようになりました。

夏バテなのか？と思いましたがめまいや貧血、体力の低下は全く感じることなく脈も正常、体調も正常、普通に過ごしています。身体は締まりましたが、体重自体はなぜかそんなに減りません。

私が心配していたのは果物を摂りすぎることでの悪影響でした。

東洋医学では果物は陰性で、取りすぎると体が冷える、細胞が緩むというのが定説です。

ですが果物以外のものをとると体が重いと感じるので果物しか食べたくありません。

心配だったので、青汁１杯生活を実践している森美智代さんの「食べない生き方」という本を読んでみたところ、確かに元々陰性体質の人が陰性のものを食べ続けるとさらに病状が悪化するため甲田療法では病人には慎重に様子を見て食べ物を変えているそうです。
森さんは難病だったため青汁生活になるまで十数年かかったとのこと、そうやって少しずつ減る一方だった体重が増えて丸くなっていったそうです。

食べない生活では、今までの常識が覆されるのだということが分かり食べられなくて心配な気持ちは軽くなりました。

体の変化といえば、今までは常に手首刺激がとても気持ちがよかったのが最近では全く刺激がなくなったことです。

とくに指反らしは、痛すぎて深く曲げることができなかったのが、気が付けば矢上先生と同じくらいの深さでフニャっと曲げられるようになりました。

これは食べなくなったことで、体の硬さ緊張が取れたのだと思っています。

あと面白い話が一つあります。

とても交感神経体質のすぐ膝が痛くなる男性が教室に来ていたのですが、コロナのため教室が使えなくなり来られなくなりました。

以前から特別に整体の施術を引き受けているのですが、久しぶりの施術で体がとても柔らかく温かくなっているのにびっくりしました。（本人には自覚がなかったようですが）

聞いてみたところ、娘さん宅に同居するようになって、その娘さんがかなりの健康オタクで「縄文食」を一緒にするようになったそうです。

基本、縄文人は採取生活なので木の実、果物、肉はOK、砂糖類、穀物はダメなのだそうです。

そして子供がいるので夜はさっさと寝るようになったそうです。

この方は以前は、お酒は大好きで好きな時に好きなものを好きなだけ食べる生活でした。
（麺類も大好きでした）

あれだけ体の硬かった男性が、食生活を変えるだけで、短期間でこんなに血流が良くなって体が変わるなんて！

生徒さんの体を触ることで実際に確かめることができた良い経験でした。

最近の実技ですが、私と似たむくみ胃弱体質の生徒さんが教室前は丸々とむくんでいたのですが、途中トイレに行った後にすごく顔が小さくなっていました。

たった一回のトイレで顔の形が変わってしまったのでみなで驚きました。
副交感神経を優位にする実技がとても効いたのだと思います。

その彼女のお母さんも教室に来てくださっていますが、以前はうつのようにやる気や意欲が低下してしまい家から全く出られなかったそうです。

娘さんの説得によってしぶしぶ自力整体に一緒に来るようになってから、病院や集まりにと一人でもお出かけができるようになったとのことです。

二人の変化で、お嫁さんも影響されてこの前はオンライン教室に参加してくださり、お母さんのお話はお嫁さんからはじめて教えていただきました。

とてもうれしいお話でした。

　矢上　裕です。

　東洋医学の陰と陽の話ですが、その時代と今の時代では環境や人間の寿命などの体力が違うので、

生真面目に「果物は陰性だから、陰の人にはダメ」と決めつけない方が良いと思います。

　また、いろいろ報告を楽しみに待っています。このダイアリーの読者も楽しみにしています。

　このダイアリーを、皆さんの体験発表の場になったら良いなと思います。

　写真は、本文にある青汁だけで生きておられるという森　美智代さんです。

by 矢上予防医学研究所