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DATE : 2021.10.25
交感神経緊張性肥満の報告
家族の不調についての報告と考察です。
長男(28歳)は、就職と同時に都内でひとり暮らしをしています。
「自立すること」を遵守した几帳面なところもある愛する息子です。
コロナ禍で働き方が変化する中、頼っていた先輩方がどんどん辞めていき、落ち込んでいました。
その顛末で性格の悪い先輩と一緒に仕事をすることになって「仕事を辞めたい」と相談を受けたことがありました。
その性悪先輩は、マウントをとることに執着するような人で、その方とチームを組んでいた信頼していた先輩が一人、二人と辞めていったことに対して根に持っていたようです。
家で話をしようと息子を呼び寄せた時、あまりにも太って変わっていたことにビックリしました。
顔と肩回りがぷよぷよしていて、脂肪太りかむくみなのか、精魂抜かれているような状態でした。
技術職で脳みそを常に使い、目はパソコンに向き、効率を重んじる仕事。
自宅から会社まで徒歩15分しか動かないこともあって、食事には気を付けていたはずでした。
脳ばかりを使う上に、気の合わない先輩に言われることに対しストレスが溜まっていき、眠れない日が続いて、入眠剤を服用しているのだと聞きました。
身体が悲鳴をあげている状態をみて「そんな会社は辞めてよいのでは?」と。悲しくて一緒に泣きました。
その後、気にしてくださっていた上司さんに自分の胸の内を話すことができ、
自らの仕事に対しての甘い考え方や傲慢さがあったことを認めて、もう一度やってみると報告がありました。(結局は、性悪先輩に仕事で言い返せない悔しさに気付けたようです)
そして、先日久しぶりに帰ってきた息子は、あれ?と思うくらい、痩せていたのです。
以前のスリムな姿になっていて、聞けば4kg痩せて元に戻ったと言います。顔色も明るかったので安心しました。
食事の量を増やしたわけでもなく、普通に同じものしか食べていないのに、太っていく。
カリカリ、イライラ、ムカムカ、プラス自尊心が傷つけられることが、自律神経を蝕み、流れを詰まらせる。
心が落ち着き仕事に集中できるようになり、安心を取り戻すことで本来の自分に戻る。
自律神経が乱れるとはこういうことなのかと目の当たりにしました。
月イチで帰るようになった息子から「自力整体を教えて」と言われた時には驚きました。
90分カリキュラムを夜中に一緒にやりました。
とてもよく眠れるから、早く薬を手放すように強く伝えました。
ぼんのくぼ刺激、眼球運動、手首ほぐしはとても気に入っていました。
指反らしもみぞおちがゆるむようで、気持ちよいねと。
(私も胃痛があった時には、フロントライン・指反らしをしたら、痛みがピタッと消えたことがありました)
自分を信頼し、自尊心を高めることで、より効果が発揮される自力整体・・・と私は感じています。
家族を笑顔にしてくださり、心から感謝です。
親馬鹿な母の報告でした。
最後までお読みくださり、心からありがとうございます。
矢上 裕です。
ストレスで太るのは、身体の防御反応です。
脳が毎日戦いを強いられると、身体の方は戦いに備えてエネルギーを蓄えようとします。
交感神経緊症による太り方で、ストレスが去り戦う、必要がなくなると貯めこまなくなります。
だから、膨れたような不自然な「肥満の陰にストレス、戦いのエネルギー蓄積あり」と思いやりましょう。
理解してくれる母がいて、息子さんは幸せだね。
まさに、その職場は、下のイラストのような感じだったのかな?
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