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DATE : 2021.11.22
アキレス腱の痛みについて
生徒さんの足の痛みについての質問です。
生徒さんが「右足のアキレス腱(外側)が痛いのでなんとかして欲しい」と自力整体が始まる前に仰られて、どういう状況か分からなかったのですが、うつ伏せになってもらいふくらはぎを触ると右ふくらはぎの外側が張っていました。
急に右アキレス腱の外側が痛くなったり落ち着いたら痛みがなくなったり、と慢性的ではなさそうなのと、何かの拍子に足首がガコンとハマる様な感じになると痛みがなくなる事もあるみたいでした。
痛みがある時は伸ばすのも痛く、つま先だけで歩いているみたいです。
あまり無理をせず、自力整体もできる範囲で行って下さいと伝えて参加して頂きました。
右後ろへの負担があるのかなぁと思い、股関節が硬い生徒さんで股関節、腰周りを重点的にほぐすメニューをし、体の捻れを戻し真ん中になる様にすると、自力整体が終わった時には痛みや違和感はなくなっていた様です。
もしアキレス腱に関して何かアドバイスなどありましたら教えて頂けますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
矢上 裕です。 お答えします。
このアキレス腱の痛みは「かかとのズレ」から起こっているようです。
だから、ある拍子にかかとのズレが治った瞬間に痛みが取れているのです。
何故かかとがズレるかというと、歩く際に痛い方のかかとは、かかとの中央ではなく外側で着地しているからです。
かかとの外側着地の原因は、骨盤が右にねじれているから。
だからねじれを正した実技の後に痛みがなくなるのです。
もしかしたら、そんなズレた状態でウオーキングなどを頑張っていませんか? それはやめたほうがいい。
骨盤のズレは、人間が二本足で歩くようになった宿命ですが、歩くときに前に出しやすい足と、出しにくい足があるからで、
前に出しにくい足はかかとの外側で着地しやすく、ふくらはぎが凝り、アキレス腱が慢性的に張るのです。
直し方は、もちろんかかと中央で着地することを意識することと、自力整体での骨盤ねじりです。
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