JOURNAL
お知らせ・日記・動画など
DATE : 2021.12.25
硬い人の質問に答える
1,〇〇です。質問です。
〇 今日の教室で足の長さ揃えの実技をしました。片足曲げ片足伸ばしの脚を前後に揺する動きで、生徒さんの中には、伸ばした脚の坐骨とかかとが全く動かず、ただ膝あたりを押しているだけの方もみえたので、伸ばした足先を前後に揺するのを加えてもらいましたが、同じ効果はありますか?
〇 回答・・・それは有効です。前後しながら座骨の前で座ることを意識してやること。
〇 人工股関節の方もいらして、開脚は30度くらいで、片足曲げもできません。今回は長座でタオルをかけ、交互に前に伸ばす動きをゆっくりとやってもらいました。
湧泉踏みも四つん這いで膝で踏む、踏み込みで伸ばしたり緩めたりしてもらうなど、少し変化をつけてやってもらってますが、開脚、あぐらが全くできない方の脚裏ほぐしで良い実技があれば、ご指導いただきたいと思います。
〇 回答・・・人工関節の場合、これ以上柔らかくなることはありません。
ですから、私は壁に背中を当てて、持たれながら足裏踏みをさせています。
2,○○です。質問です。
仰向けの実技の時に開脚が狭いので、真横にただ開く実技の時は床まで付きません。10㎝ぐらい浮きます。その状態で実技を続けてもかまいませんか?
その後、続けて上体をねじりながらの実技のときは、タオルに引っ張られて、上体もねじれ足も床につきます。
よろしくお願いします。
〇 回答・・・実技を続けてもかまいませんが、無理してつけないように
させてください。 限界を超えると怪我につながります。
3,○○です。質問です
20代ですが床に座り前屈が90度から出来ない人がおります。柔らかくなりたい前屈が出来るようになりたいと言われますが、骨盤の前傾後傾に関係があるのでしようか、どのようにアドバイスすべきでしようか?
〇 回答・・・骨盤が後傾している人は、足を伸ばして座ることすらできません。前屈などはとても無理です。
さらに、腰椎が側弯していると足の長さが異なるため、前屈すると片足だけが異常に突っ張ることで、これも前屈困難になるのです。
アドバイスとしては、ソファーには座らず、日ごろから椅子に座るときも、畳の時も横座りをやめ 座骨の前で座り、腰椎の前カーブができるようにすることです。
総評です。
からだの硬さは、日ごろの長時間行っている姿勢によって出来上がります。
一番長い姿勢は椅子でしょうね。その椅子に骨盤の座骨の前で座ると
骨盤は水平を保ち、背骨はS字湾曲になり、前屈も反りもは柔らかくなりますが、腰椎を丸くして座骨の後ろで座ると、前屈も反りもできなくなります。
下の写真は 右足の座骨を後ろに引きながら、かかとから座骨までの裏側筋肉をほぐしている姿です。これを左右何度も繰り返し、座骨の前で座ることが日常になれば前屈も反りも楽々曲がるようになるはずです。
OTHER POSTS
その他の最新記事