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DATE : 2022.03.30
めまいについて
○○です。
自力整体中に「めまい」がする生徒さんのことで質問です。
オンラインで毎週一回自力整体をしている同級生63歳女性。
2年ぶりに東京リアル教室に来て自力整体の後半「めまい」で起き上がるのも大変な状態になりました。
原因は不明で、最近になって仰向けで寝ている時や自力整体の最中に時々、めまいがするようになったとのこと。
仕事も辞め、コロナ禍で自宅にいることが増えて体重増加と運動不足とのこと。
寝たきりの父親の介護に週3回実家に通っているストレスもあるようです。
めまいのある時は左肩を見ながら起き上がる(以前、研修で学びました)とアドバイスしましたが、めまいを改善する方法があれば教えていただけたら有り難いです。
2年ぶりに会うと、お腹周りに肉づきがよく猫背もすすんでいるようです。
X脚です。
矢上 裕です。 写真を拝見しましたが、明らかに水毒によるめまいです。
身体全体が水膨れ状態になっていますね。
この水毒状態は桜の開花する時期から梅雨にかけて、日本全国の水毒体質者が起こす症状の一つです。
ですから、めまいだけを治す自力整体は存在しません。
左の肩を見て起きるとめまいが一時的に止まることはありますが、それは治療法ではなく、
身体から余計な水を抜くための自力整体が必要です。
水毒症状は、めまいの他に、膝の痛み、手の指の関節の痛み、夜間頻尿、うつ病、花粉症、近視、
歯茎の腫れ、朝起きるのがつらい、むくみ、冷え、水太り、皮膚の湿疹やアトピー、坐骨神経痛などが起きます。 まあ、桜の季節の水毒症状として覚えておいてください。
なぜ、めまいが起こるかというと、耳の内耳に水が入っている部分がありますが、身体の余計な水分が多いため、その部分がむくんで水が増えるのです。
私たちは内耳の水がゆれることで、平衡感覚を保つので、この水が増えると普通の生活でも船の上でゆられながらいるような感覚になり、特に仰向けから起き上がるときや、四つん這いで頭を下げた時に、内耳の水が大きく揺れて、船が大きく揺れたようにめまいが起こるのです。
そして水毒が去り、内耳の水が従来の量に戻った時は、平衡感覚が戻るのです。
おそらく、これからの季節、水毒体質者の多くがこのめまいに悩まされるでしょう。
あなたは昨年の3月か5月のナビ研修で水毒対策を学ばれたと思います。 もう一度その時の講義のレジメを探して読み直してごらんなさい。
では具体的にどうするか
水毒というのは細胞の中の水が足りずに、細胞の外の水が増えすぎた状態なので、基本は細胞の脱水です。ややこしいですが、そうなのです。
ですから細胞内に細胞外の水を取り入れてやれば、治ります。
私たちの身体の中で水をたっぷり吸いこんでくれる細胞があります。それは筋肉細胞です。
そして約6~7割の筋肉細胞は足にあるので、ウオーキングや、家の中で前後歩きをするなど、足の筋肉を使うと、細胞外に溜まっている水を筋肉が引き取ってくれます。
すると内耳の中に増えすぎた水も少なくなり、めまいが治るのです。
めまいだけではなく、先ほど説明した花粉症などの水毒症状の全てが消えていくのです。
「筋肉細胞に余分な水を吸い取らせるのだ」という意識で歩いてください。
そして、午前中はしっかり水分を補給してください。
東アジアの湿気の多い国に住んでいる私たちは、冬が終わり春が来る今の時期に「冬の乾燥から、春の湿気」に変わる季節に、すぐには身体が湿気仕様に変わることができずに、桜と共に水毒体質者が増えるので、この私の水毒に対する知識があると役立つと思います。
めまいで困っている方に、この文章をコピーして渡してください。
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