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DATE : 2022.05.08

筋肉を柔らかくしないと 痩せない

筋肉を柔らかくしないと痩せない

朝の散歩で同じマンションの夫婦と毎日出会う。

二人とも自転車も乗らず、買い物もすべて徒歩である。

しかし、おなかが出ている。 奥さんの方は膝の痛みで手術をしたと言っていた。

これだけ歩いても、おなかポッコリがなくならないのは何故か、そしてどうすればいいのかを書く。

内臓疲労になると、「硬い、太い、痛い身体」になる。

その硬い身体で運動しても、その効果はなかなか出ない。

というのは、血管は硬くこわばった筋肉に圧迫され、代謝を上げ、脂肪を燃やすための十分な酸素や栄養を運べないからである。

つまり、交通渋滞の身体になっているのだ。

自力整体をすると、運動をしなくても十分に理想体重になるのは、筋肉が柔らかくなり交通渋滞が解消されるから。

「筋肉を柔らかくしておいてから運動をするのでなければ痩せない」

 だから自力整体なしの運動で痩せようとするのは無駄ということ。

逆に運動によって筋肉のエネルギーが失われるだけで、脂肪は燃えないのだ。

先ほどの良く散歩をするご夫婦も、身体が硬い、重い、しんどいままウオーキングだけを頑張っていて、膝に負担をかけた結果、ひざの手術という結末になったのだ。

「それなら、そうと声をかけてあげれば良いのに」 と思われそうだが、 本人たちが信じてやっているのを他人が「それをやめなさい」 というのは余計なお世話なので私はしない。

では、どうやって身体を柔らかくするのか を解説する。

  • 筋肉が硬い理由は3つある。 
  • 血液が汚れドロドロ血液になっており、それが血流を妨げている。
  • 日ごろから動かさないので、関節がさび付いている。
  • 骨格がゆがんでおり、歪んだ骨格を支える為に、筋肉に常に力が入っている。

この3つ。 そしてそれを解消するためには

  • 血液の汚れをきれいにするには、「食事の時間を正午~18時まで(回数は自由)にし、それ以外は水分のみ」という18時間断食を守って内臓疲労を回復させること。すると一日で数回排便するようになり、老廃脂肪、老廃水分がなくなるのでサラサラ血液になり流れが良くなる。になる。
  • 血液がキレイになると、それだけで筋肉は柔らかくなるが、関節の曲げ伸ばしをして関節のさび落としをしなければならない。
  • 自力整体で歪んだ骨格を真っすぐにすると、筋肉が支えなくてもヨくなり脱力できる。

この3つで普通に筋肉は柔らかくなる。 そしてこの段階を経ないで、ストレッチだけで柔らかくしようと努力しても、筋肉を痛めるだけなので注意すること。

よく、痩せる決心をしてヨガを始める人がいるが、「硬い、太い、痛い身体」の人は拷問である。

この 1,2,3のステップを踏まないからである。

by 矢上 裕

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