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DATE : 2022.06.11

手根管症候群の報告

裕先生

いつもご指導をいただき、ありがとうございます。

ホームページの日誌部分を開くと、すでに2つ.3つの記事がアップされており、

いつもワクワク感をもって拝読させていただいております。

このスピード感に追い付けなくてすみません。

私たちに学ぶ機会を日々与えてくださっていること、

記事をもとにお教室でも学びを深められることに、いつも心から感謝しております。

遅くなりましたが、先日アップされておりました「手根管症候群」の記事を読み、

私にも同じような痛みがあったので、その時の記憶をたどって考察し、報告をさせていただきます。

冬の痛みがあった時に一度ご報告をした後は、春の暖かさの到来とともに、痛みは無くなっており、

すっかり忘れておりました。実証できたというよりも、単なる気づきです。

私の場合は、人差し指の付け根に痛みがありました。

それで、内関のツボより少し親指側を指圧するようにしていました。

腱鞘という単語と場所が理解できておりませんでしたが、内関のツボ押しの時に人差し指から伸びる経絡をイメージして指圧していました。

足裏の指圧でも湧泉の指圧だけでなく、中足骨を広げるように踵をずらすことと同様に、

手首の親指側と小指側指圧、またその日によって、痛みのある部位を観察しながら、

意識を向け、気持ちよさからくる適度な刺激を与える。

深い呼吸のリズムに合わせたりして行うと、本当に気持ちの良い実技です。

肘の方向にもずらしていって指圧をする、

これも内側と外側を指圧して観察&指圧をしています。




二つ目の実技の感想です。
仰向け腰椎捻りの実技で、腕を伸ばした時のピリピリする刺激について
 
後半の仰向け姿勢、タオルを足に引っ掛けて外に倒す、その後反対の手に引っ掛けて反対側に倒し、腰椎を捻じるという実技で意識を向けていた時のことです。
腰椎を捻じって体を雑巾のように絞るこの実技は・・・腰痛があった時の私には、気持ちがよくなく、むしろ苦痛でした。足もゆっくり下すことが出来ず、ドスンと落ちていくのが止められなかった・・・
体幹も弱く歪みがあったのですね。
 
しかし今では、捻じることが気持ちよく感じられるようになり、腰椎が収まりポキッと鳴ることが頻繁に起き、次第に腰痛は無くなりました。
余裕ができると意識が他の部位にも向くようになります。
人差し指の付け根が痛かった時、タオルを持っていない手を、さらに横に伸ばすようにすると、指先から肘までピリピリする感覚が起きていました。
(反対の手はピリピリしません)嫌な感じがせず、むしろ良い刺激なように感じたので、タオルのかかっている足と伸ばしている手を反対に引っ張りあうようにして、刺激のピリピリ感を感じながらやっていました(腰を思い切りねじるような感じで引き合う感じです)
そうこうしているうちに、指の痛みは知らないうちに無くなりました。
この腰捻じりの時の手を真横に伸ばす【経絡刺激】とイメージしながらやった方が、不精な私には効果があったように感じます。
現在は再発無しですが、病院で診察していただいたわけではないので、手根管症候群だったかどうかは定かではありません。





by 矢上 裕

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