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DATE : 2022.06.25
開脚座で激痛がある場合
ナビゲーターの○○です。
昨日のZoom授業もありがとうございました。
生徒さんのことで相談です。
開脚で、左足だけ開かない生徒さんがいます。
右足は比較的開くのですが、左足は15度くらい横へ開くと激痛がくるとのことです。
日々少しずつ無理のないように、片足ずつ開脚の時間を増やすよう伝えて、1ヶ月くらいやりましたが
変化がありません。
仰向けで天井に向かって膝を曲げ伸ばしする縦の動きは気持ちよくできるし、
シコ立ちのよう、膝を曲げている状態であれば左足も開くことができるのですが、
ただ足を開こうとすると痛いようです。
昨日の講義を聞いて、反発法を使ってみるのもいいかもしれないと思いました。
開脚をする時に、左足を限界まで開かせ、私が左足内側へ立ち、内側へ閉じようとさせる、私の足が邪魔になり反発という形です。
強い痛みがある状態なので、実際に行なう前に矢上先生の見解を伺ってからやってみようと思い、
相談させていただきました。
この反発法は問題ないでしょうか?
また、縦の動き、シコ立ちはできるのに開脚ができないという状態は、体の中でどういうことが起こっているのかご指導いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
矢上 裕です。 あなたが提案した反発法では、効果はないと思います。試しにやってみてください。
どうやらその方は、開きにくい側の太ももの裏側筋肉である、ハムストリングスを痛めているようです。
硬くて開かないのではなくて、ハムストリングスが硬直して開かないのです。だから激痛なのです。
この場合、股関節が外側にねじれており、坐骨神経が通っているお尻の奥の梨状筋が硬くなっているので、梨状筋をほぐしながら、股関節を内にねじる自力が有効です。 写真がそれです。
これをやると、とても気持ちが良いとおっしゃるはずです。
要するに梨状筋の凝りから来る坐骨神経痛の痛みなのです。
だから開脚座は痛まない程度にやるべきで、激痛があるならやめた方が良いでしょう。
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