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DATE : 2022.12.18
経絡呼吸法について
○○ です。
昨日のオンラインでの経絡呼吸、やっている最中から体がじんわりと温かくなり、いつもより涙もあふれんばかり出てきました。
そして、今朝は足裏がいつもと違ってじんわり温かいのです。
歩いていても、カイロ貼ってる?という感じなのです。
それに加えて、大きな変化は私の胃の元気さです。
昨日のお話で、体の保水力は胃腸の強さで決まる、みたいなことをお聞きして、
「あ~、私は胃腸は丈夫ではないからな~、かかとがカサカサなのも、そういうことなんだ」と納得していました。
今朝は、朝からお腹のグルグル音が良く出て、食べたくてしょうがない!となって、我慢できずにパンを食べましたが、それが、いつもより美味しくて、その後の胃の感じもいつもよりずっと軽いのです。
(食べるときは、昨日言われていたように、何度も噛んでドロドロにしていました。)
以前に同じように足元から息を吸い上げて~っていう呼吸法をやっていましたが、今、経絡のこと勉強し始めたからか、体への息の通り方が前とは違ってきた感じです。
自分の身体を深く感じていけるって、すごいことですね!
いつも いつも 大切なことを教えてくださって、本当に感謝しています。
矢上 裕です。 それは、よかったです。
経絡もちゃんとイメージできるようになって、経絡呼吸法をできるようになると、経穴からの気の流入が多くなります。 イメージできるように 少し解説をしてみましょう。
オンライン教室の方以外は「何が何だかわからない」と思いますが、聞いてください。
5つの重要なツボを意識すると、効果が倍増するので、解説します。
1,足心・・・足裏のこと・・・腎経、肝経、脾経の陰経絡を通り、陰の気が壇中に上がる
労宮と同じように、降りてきた陽気と上る陰気が転換する。
2,壇中・・・胸の真ん中にあり、下から上った陰の気が集まり、
手の労宮に向かって肺経、心包、心経の陰経絡を通り、降りていく所
3,労宮・・・陰の気から陽の気へ転換するところ
4,井穴・・・手足の爪際にあり、気が入り込むところ、経絡呼吸法では
大腸経、小腸経、三焦経から陽の気を吸い、頭頂の百会に集める。
5,百会・・・頭頂にあり、陽の気が集まるところ、ここから足に向かって
膀胱経は後ろ、胆経は側面、胃経は前面を通って気が降りていく
経絡呼吸法のやり方
- 息を吸いながら、足心から気を胸の壇中まで吸い上げる。(写真上)
- 息を吐きながら、壇中から手のひらの労宮に向かって気を下す。(写真中上)
- 息を吸いながら、井穴から陽の気を吸い上げて万歳して、その気を頭の天辺の百会に下す。(写真中下)
- 息を吐きながら、百会から足に向かって陽の気を下げていく。(写真下)
- 一息吸って、口からため息のように吐き出して、脱力する。
この経絡呼吸法の狙いは、お風呂のお湯をかき混ぜるのに似ています。
私たちの体内と、皮膚の外側にも存在する気は、冷たい陰の気と温かい陽の気があります。
お風呂を沸かす時や、暖房をするときに感じるように、温かい気は上に上り、冷たい気は下に溜まります。 これは人体でも同じで、上下の交流が、つまりかき混ぜることができない身体が
冷えのぼせとなるわけです。
これをかき混ぜるために、私が長年かかって発明した方法がこの経絡呼吸法なのです。
私の発明ですから、東洋医学の本などには載っていません。
これをやると、頭が涼しく手足が温かくなり、健康者本来の陰陽の気の交流ができ、
身体のあらゆる機能が回復し、気分がとてもよくなります。
気功法に似ていますが、経絡呼吸法は鍼灸の経絡理論から生み出されたものです。
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