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DATE : 2022.12.19

冬場のかゆみの治し方

○○です。

 30秒呼吸法や1分間の息を止める呼吸法を取り入れてから、冬場の乾燥による身体のかゆみが全くなくなりました。

 「毎日の教室で実技の際に敷いている敷物が原因かな?」とか、「服が合わないのかな?」

「;水分の摂り方に問題があるのか?」「野菜が足りていないのかな?」などを考え、いろいろ試行錯誤をしてみても改善できませんでした。

 もともと、風邪を引きやすい体質で、冬は2回ほど鼻づまりや咳の症状がありました。

 ですが、自力整体をするようになって改善しましたが、身体のかゆみだけは残り、最後の悩みでした。

 でも、今では熱いお風呂に入っても、暖房による乾燥の中でも、かゆみはなくなりました。

 先生のブログでアトピー性皮膚炎の方の改善例が同じだと、心を打ちました。

 私の教室の初めは息止め呼吸法をやり、最後にもやると長くできるようになったことに感激している方が多くなり、私もかゆみの改善例をお話しします。

 自分の体験が説得力ある言葉になります。

 私の自力整体教室も来年で24年目になり、私も73歳になりますが、まだまだ続けていきたいと思います。

矢上 裕です。 それはよかったです。 読者の皆さんに解説をしておきます。

 水毒という言葉は中国医学の言葉で、必要な場所に水が届かず、滞ってはいけない場所に水が溜まる

いわゆる、水分の迷子状態を指す言葉です。 

 上記の方は、皮膚の細胞に届かなければいけない水分が届かず、水不足でかゆみが生じていたわけです。 ひざに水が溜まって腫れるというのも、原理は同じです。

 では、どうして皮膚細胞に水分が届かないのでしょうか?

 それは水の摂り方が悪いのです。 単に水を飲むだけでは届かなくても良い場所に水が届きます。

例えば、高齢者にとっての水は直接膀胱に届き、細胞には届きませんから頻尿になるわけです。

 正しい水分の摂り方に3通りあります。

一つは呼吸によって水蒸気を吸い込む。 よく喘息の方が蒸気を吸い込んでいますが、あのやり方です。 二つが米、芋、豆などの炭水化物をよく噛んで、唾液を混ぜでドロドロにして飲み込む。(何故炭水化物でないといけないのかは、昨日のダイアリーに書きました)

三つめは、汗をかいて毛穴を開いたのちの浴槽入浴で、汗をかいて汗腺を開いてから入浴すると、汗腺から水を吸い込んでいます。

 お年寄りは汗をかきませんから、入浴しても汗腺が詰まっているので水が吸収しないのです。

 私はサウナが好きで、汗をかいた直後に体重を測り、その後に水風呂に入って体重を測ると明らかに増えているのです。 それは汗をかいて失った水分を、水風呂の中で私の汗腺から水を吸い込んでいる証拠です。

 まとめると、水分摂取は、

一に呼吸から、

二に炭水化物から、(果物もいいです)

三にお風呂からと

覚えておいてください。

 

 ここで注意して欲しいのは、石鹸を使用しないことです。

 皮膚には少し脂が付いていますよね。 

あの脂は皮脂といって皮膚にへばりついて守ってくれる常在菌が出してくれる脂です。 

その脂こそ皮膚からの水分の蒸発を防いでくれているのです。

 私は教室の下がお風呂屋さんなので、良く行きますが、お年寄りが泡だらけなのです。そして脱衣室ではかゆみ止めのクリームを塗っている。 

アホじゃないかと思いますが、知らないことは怖いです。

 ですから、私は20代から石鹸で身体を洗ったことがありません。

お湯で十分です。

 

by 矢上 裕

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