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DATE : 2023.04.24
足のケイレンとがに股の関係
足の痙攣が治りません。 解決策を教えてください。
ケイレンは殆どが人差し指・中指・薬指です。左右の偏りはありません
小さい頃はプールでよく攣っていました。
普段の正座でも攣ります。
自力整体の実技で、足の甲を伸ばす実技は攣ります。
ふくらはぎは睡眠中に時々ケイレンします
昔からなので色々調べましたが原因が複数で、冷え、ミネラル、筋肉が少ないから体内水分不足、熱量不足、ストレス、運動不足、強く筋肉を引っ張った事の反応etc
未だ解決には至らずです。
股関節は左が外側に開きすぎです。足を揃えて長座をすると左足の方が外側へ開きます
開脚時は左右の内側の筋肉が突っ張って骨盤を起こすまでには至らず後傾します
以前は階段を上る際に左の大腿筋膜張筋がカクンカクンと何かに引っかかるような現象でしたが、最近は出ません
しかし開脚座で無理をするとその左の大腿筋膜張筋が攣ります
宜しくお願いします。
矢上 裕です。 お答えします。
あなたの60歳という年齢からして、水分不足ではなく、足のゆがみから来ていると思います。
左足が極端に外にねじれてがに股になっている。 (おそらく子供の時からのケイレン癖があるということは、出産時に股関節異常が生まれつきあったのでしょう)ことが原因だと思います。
がに股になると中殿筋から大腿筋膜張筋が常に緊張し、ひざや股関節の痛みも引き起こし、脛の外側筋肉から足の甲にかけて緊張してしまいます。
お年寄りがよく足がツルのは、水不足もありますが、がに股で骨盤後傾するからです。
下の写真のように左右の足のながさや、片足前屈での左右差も激しいと思います。
(おそらく写真とは左右が逆になっているのかも)
結果的に、左右の片足前屈が均等にできるようになり、開脚座が楽になればケイレンは収まりますが、
何せ、生まれつきということもありますので、簡単なものではないと思います。
矯正のやり方としては、下の写真のように、がに股の左股関節を内にねじることです。
写真の私は左の股関節を内にねじるために、ふくらはぎとアキレス腱を外にねじっています。
開脚座をする前に、下の写真のように骨盤と胸郭と頭を起こすと開脚が楽にできます。
(そのまま、後ろに倒れて仰向けでやっても、効果的です)
それと立っているときに、がに股癖のある人は足の外側に体重がかかるはずなので、少し足の親指側に体重をかけるようにしてください。 基本はスケートのエッジに立つことです。
それと立っているときに、がに股癖のある人は足の外側に体重がかかるはずなので、少し足の親指側に体重をかけるようにしてください。 基本はスケートのエッジに立つことです。
また、骨盤後傾を矯正するために、下の写真のように四股立ちで、前屈して腰を反らせることです。
椅子に長時間座るときに、特に男性は座骨で座らずに、腰を丸めて尾てい骨で座りやすいので、
時々、背もたれにまたがるようにして座骨で座って腰を反らし、下の写真のように骨盤後傾を矯正してください。
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