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DATE : 2023.05.27
「座骨枕」の紹介
先生、こんにちは。三重県の○○です
いつもお世話になり、ありがとうございます。
今月に入ってクルマを運転し出しました。
40年に及ぶペーパードライバー返上です(^^;)
初めて一人で往復2時間弱を走り、やった~!と思ったのは良いのですが、翌朝から十年以上ぶりに腰痛を起こしました。教室もしていますが、日にち薬な気がします。
カリキュラムの転びにくい体づくりの動きをして姿勢の良い状態だと痛みはありません。
今、立ってパソコン作業をしていますが、反らしよりも前かがみをすると‘腰にくる感じです。
ただ、背中や腰が伸びるようで気持ちいい感覚もあります。腰椎の一番下あたりが主に痛みますので、姿勢で負担をかけないようにするのを心がけたいです。
以前の研修で「運転時は右お尻に小さいタイルを置くとよい」という話を聞きましたが、運転しなかったのでイマイチピンときませんでした。
実は、今もピンと来ないのですが、なぜ運転するのに右お尻を浮かせる(?)と良いのかを教えていただけないでしょうか。
ナンバ歩きの研修時に先生に歩き方を見てもらって、左より右足が長く余っている分
、無駄に動いているというような指摘を受けましたが、そういう体型も関係しますか?
2時間ドライブは月曜のことで、その晩に受けたオンライン教室の後に右の薬指から
甲に掛けて痛みが出、右足を先に出すようにしか歩けなくなりました。ちょっとハード
に感じる動きを無理してやったからかなと思いました。これについては、痛みの起こる
方と反対に動かすと痛みは取れるという教えを思い出して捻じっていたらウソのように
すぐに歩けるようになりました。
体は、自力整体の教えは本当に面白いです。ありがたいです。腰は痛いですが、そんな状況も面白がっている自分もいます(≧▽≦)
体の痛みの「なぜならば」、が分かるとどう動かせば良い、を考えやすく、今後も注
意できると思います。
運転時の注意点と、右お尻にタオルを敷く理由をよろしくご教授ください。お願いしま
す。
矢上 裕です。 お答えします。
座席に座るということは、座骨で立つということであり、座っているときにどちらかの座骨にばかり体重がかかると、片足で立っていることと同じです。
オートマ車の場合、右足を常にアクセルに載せているので、左のお尻に体重がかなりかかります。
右足を自由にするためです。
ですから車の運転中、左足でばかりたった状態があなたの場合、2時間も続いたので、腰椎5番と仙骨とを結んでいる腰仙関節に狂いが出て、腰痛となったと思われます。
腰椎の一番下というのは、腰仙関節のことでしょう。
この片足状態を改善するのが、右の座骨の下にタオルをたたんで5ミリほどの高さにして敷く方法です。そうすると左右の座骨に均等に体重が乗るので、骨盤に歪みは出ません。
現在痛みが出ている腰ですが、椅子に座るときに右座骨にタオルを敷きながら骨盤をもぞもぞ動かすくのをお試しください。 腰の痛みがスーと楽になるはずです。
私も普段座るときに、左尻重心なので、椅子に座るときは下の写真の「座骨枕」右尻にすこし硬い目の座骨枕(市販されている)を敷いています。
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