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DATE : 2023.05.31
呼吸法での腰痛の治し方
腰痛について質問です。
4月にぎっくり腰になり(多分ストレスから、思い当たることあり)、まだ腰が痛いので、この丹田呼吸でどこまで改善できるか教えてください。
また、以前整形でレントゲンを撮った時に、「生まれつき椎間板が狭く、腰痛になりやすい骨格」と言われたのですが、丹田呼吸法で椎間板も広がればいいなぁと思いますが、それが可能でしょうか?
回答・・・おなかを膨らませて息を止める丹田呼吸法で、腰痛を治す方法は可能です。
丹田呼吸法で息を止めることを腹圧を高めるといいます。 吸った息を止めて腹腔を上下、前後に押し開くときに腰の方にも圧がかかります。
これを利用して、私はぎっくり腰の患者さんに仰向けになって膝を立ててもらい、お腹に空気を入れてもらいます。 息を漏らさないようにと注意して、私が手のひらをへその少し下の丹田に当てて、ボンボンとリズミカルに押します。 すると私が前から押しますので、お腹の空気は後ろ側の腰椎に向かって圧迫を加えます。 直接腰椎に前から圧迫を加えられた時に、歪んでいた腰椎がボッキっと音を立てて矯正されるのです。
自分でなさる場合は、硬い目の枕を丹田に当ててうつ伏せになってのしかかり、そこでおなかを膨らませてください。 仰向けで誰かに押してもらうのと同じ効果があります。
腰椎間が拡がり、椎間板が解放されてとても気持ちの良いものです。
呼吸法で治すなら、丹田にベルトを巻いて、吸った息を止めてそのベルトを破るくらいにおなかを膨らませてください。 すると見事に腰の痛いところが伸びる感じがして、痛みが取れますよ。
丹田呼吸法で腰痛が治る原理としては、腰痛が出る時は、おなかが緩んで腰が必要以上に下の写真のように反っています。
それをお腹側から押すことで、反った腰を伸ばすことになるわけです。
でも、日ごろから腹圧をかけて、腰痛を予防することが大事ですよね。
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