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DATE : 2023.06.22

ぎっくり腰 体験報告

○○です。

先生!またギックリ腰になりました。

調子良すぎて、調子にのりすぎる ”すぎる”の悪い癖!

日々の生活習慣や心の状態、気の流れ 思い当たること満載です。

まさか!もう大丈夫と思っていたのでショックはありました。

ですが、約3年前のギックリ腰の時にご指導頂いたので、今回は、よし!自分で治せるぞ!と思って、

向き合っていきました。

7日の朝に痛め、授業の時間前まで、観察しながら自力を行っていたのですが

前回の状態と違う!あれ?これで、よくなった実技が全くできない。なぜ?

どこが、縮んでる?緊張してる?仙腸関節はどうなってる?腸腰筋は?

骨盤が、ガクッと後傾して、背中を丸めないと歩けない。

こんな感覚始めてで、これが骨盤後傾?ちょっと慌てました。

前回の実技でうまく刺激できたけど、今回は違和感があったことは

*タオル腰当て反り腰直し。

 吐く息とお腹で腰を広げようと意識しても痛みが続く。

仰向けで*腰とクロスして膝の前にかける。

 大好きな実技なのに タオルをかけて全く左右に倒せず、 引き寄せられず。

*1番よく効いた、合せきの足にタオルをかけて、引き寄せる腸腰筋の刺激では

足を上げることができず、刺激できない。腰と共にお腹全部が痛すぎて、筋肉が、硬まり動かない。

背骨も当たりすぎて、仰向けがきつい。

前回と同じく、これは良いなと思ったのは、四股立ち。

立ち上がるたびに行うと、痛みが薄れて前屈もすると、骨盤が起きてくるのがよくわかる。

また上下する時に骨盤位置が悪い所の角度になると痛むので気をつける。

それから、とにかく背中が緩めたくなる感覚は前回と同じで、タオルを使ったり

仰向けでゆっくり行ったりしました。

そして

前回との違いを探しながら、先生の授業を受けた所 後半のギックリ腰治しです。

の一連の流れ。先生にテレパシーで通じたの?と、びっくりしました!

その日の90分。

本当に、ゆっくりとしか動かせなくて(前回より、ひどい状態かなと思いつつ)

筋肉や骨を確かめるように、少しずつ動かしていくと、痛みの刺激と共に体の中が、足先から頭まで、線になって繋がっていく感じがしました。

特にうつ伏せアゴの矯正が、最初全く動かなかったのが、最後はスルッと動き

背骨のつながりを体感。

いつもは10センチくらい動かしている所が、1センチくらいのソフトなスローな刺激で充分伝わっていることに気づき、またまた、余計な力みでコリと緊張を更に作っていたと思いました。

あぐらができないのも初めてで骨盤の安定の悪さに驚き、タオルが当たっている所が痛すぎて、お腹も動かず呼吸もできませんでした。

筋肉の緊張、縮み、歪みがあると、こんなに心地悪いんだと思いました。

先生が、最初に座を整えてからという

意味が痛みを通してよくわかりました。

こんな状態で、首と合せきの足にタオルかけの実技は無理だわと思っていた所

ゆっくり、お腹のばしながら胸持ち上げながら背骨を広げながら顎を上げていくと腰が起きて気持ちよくて大丈夫。

その次の、肘をつけて少しおへそを覗き込むようにしながら、背中のカーブをゆるめると気持ち良い。これも大丈夫

最後の仰向けになって、足の位置を調整しながら、顎ををあげバンザイすると首が気持ちよくて大丈夫。

うわっ、できないかもと思った実技が丁寧に感じていくことで、首、背中、腰のカーブを絶妙に整えてくれることに感激しました。

そして、何より手首ほぐしは脳の脱力ということ。

痛みがあるので、緊張はマックス 動揺しているのでさらに倍増。

手首ほぐしと共に四つん這い体まわしの繰り返しが、じわーっと動かせて

ゆるーっと脱力できて、あっ痛み忘れてるという感覚でした。

それから膝立ちの時に、全く体を起こさなかったのも、初めてで一瞬パニックに。

腰はガクッと後傾、お腹は縮み、硬く動かない、背中に力も入らない。

こんなにたくさんの筋肉を使って膝立ちをしてたのか!と実感。

後半のギックリ腰治しは、もう本当にバッチリハマりました!

前回は、片足にタオルをかけて横に倒す時、横側の腸脛靱帯が、緩むとよくなったのですが、そこは大丈夫な感じ。

でも、左腸骨筋のあたりや、お腹まわりの筋肉が、ガチガチで動かない。

特に、左側をねじる体制は激痛。

スローモーションの様にゆっくりと動かして、反対の手でタオルを持ちに行く時、横向きの時と斜めの時、どちらもコキッと骨が鳴り始め、そして背中と腰が、楽になり始めました。

次の日の朝、骨盤後傾も起き上がってきていて、片足でズボンがはける。

前回は1ヶ月以上かかったけど、今回は1日でということに、喜びました!

それから、毎日状態を見ながら続けました。

便の状態も悪くはなかったのですが、残留便あるあると、5日間のお粥生活をしました。

胃腸のエネルギーが復活してる感じがして、日に日に体はスッキリ

5日目に残留便が排泄されました。

が、仙腸関節の辺りと左腸骨筋の違和感があります。

14日の授業での、お腹の緩め方を習いましたが、無意識で、いつも反らないように

骨盤起こそうと、力んでいるの日々でした。

背中、多裂筋と教えて頂き、まさにそこ!とお腹の筋肉と、無理しすぎて、また腸腰筋もいつも縮みがちで今回の状態でブロックがかかったのかな?と思いました。

仙腸関節の状態も、しっかりと把握できていなかったので、よく観察しながら刺激し

同時にお尻の筋肉の弱さは、まただ!と感じたので、いつも教えて頂く

脱力リセット強化のバランスが大切なんだなぁと実感しました。

また、下半身の土台が大地に根をはるようにしっかりしていないと、上半身が伸び伸びと

フワッとしないということも痛感しました。

それから、今までのお腹を膨らませてから、腰を押すという感覚より

丹田力を教えて頂いたので、360度膨らませながら、グッと腰を押していく方が

今回はうまく刺激できました。

先週末には、大丈夫という感覚になっていたのですが、動いている内にまた

違和感があり、今は腸腰筋の刺激もできるようになっているので、様子を見ながら調整しています。

今回、いつもは右骨盤が上がり前にねじれているけど、左骨盤が前に出ていてねじれがあったことも、途中で気づき、

また足の長さの思い違いなどもあり

まだまだ、理解できていないことを学んでいきたいと思います。

改めて、痛みの状態など、普段からの丁寧な観察と対応。自力整体実技の流れの素晴らしさと、難しさを感じました。

また、長くなりましたが報告させて頂きました。

私の認識違いの所は、ご指導頂けたらと思います。よろしくお願い致します。今夜も、楽しみです。

矢上 裕です。 お答えします。

ご自分の身体をよく観察なさっていること、うれしく思います。

読者に参考になると思います。

ぎっくり腰はダムの決壊と例えられます。

胃腸の疲労と共に、腸腰筋が緊張し、左右の骨盤の高さがアンバランスになり

仙腸関節が片方は閉じ過ぎ、片方は緩み過ぎになり

限界が来た時点で、はじけるように仙腸関節がズレます。

それ以上ズレないように、腸腰筋がガチガチに緊張し、その腸腰筋に少しでも刺激が加わると激痛が走り、身体を起こせなくなるのです。これがぎっくり腰で動けなくなるメカニズムです。

5日間のおかゆ断食は正解です。

それによって、残留便が出ると胃腸の疲労が回復した兆しです。すると腸腰筋も徐々にその緊張をゆるめ、刺激しても痛みがましになり動けるようになる。そして元の仙腸関節の状態に戻るのです。

 あなたの処置は正解です。 このまま痛みはなくなっていくでしょう。

 下の写真の動きは、ぎっくり腰の痛みを楽にしてくれます。ゆっくり注意深くやることです。

 

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by 矢上 裕

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