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DATE : 2023.06.30
教室の授業で痛くなって、やめていく生徒に対して
ナビゲーターの○○です。
質問させていただきます。
最近新規で来られた生徒さんですが、
90分の授業が終わったときは普通だったのですが、翌日に腰が最高に痛くなってしまい、座っていても痛く、とても辛い状態になってしまいましたと相談がありました。
その方は、50代〜60代で、軽い肩こりと腰痛持ちの方でした。
また他の新規の方は、股関節が翌日おかしくなってしまったと言われました。
私の指導不足は反省しなくてはいけないのですが、
新規の方、特に体が硬い方は、お年の方は、
出せる力の半分ぐらいの力でやってくださいとお伝えするようにしています。
想像以上に体に効いてしまうと感じています。
このような体験をされているナビゲーターさんも多いと思いますので、もし矢上先生から新規の方が受ける時のアドバイスをいただけたら嬉しく思います。
ちなみに、その方はそれでやめていかれました。
せっかく大切なご縁をいただきましたのに、お役に立たず申し訳なく思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。
矢上 裕です。 お答えします。
私の教室では、以下のような新入会の手引きを作って、新入会の方に手渡すようにしています。
これを読んで参考にしていただければと思います。
やはり、最初にこの基礎知識を知りながら、自力整体をやるのと知らないままやるのでは実技に対する心構えが違ってきます。 他のナビゲーターも参考にして、自分の新入会の手引きを作成してください。
新入会の手引き
入会ありがとうございます。
あなたが、最大の効果、成果を上げるために 必要な事柄を案内します。
効果を上げるために、やめてほしいこと。
やってほしいこと。
〇 教室は外部からの情報を遮断し、
自分に向き合う神聖な場所と考えてください。その為に以下のことを守りましょう。
〇 教室に入る前にスマホの電源を切ってください。
途中で着信音が鳴ると他の方の集中の妨げになります。
〇 教室にはギリギリではなく、少なくとも20分前には到着し、授業が開始されるまで自
分の身体をほぐす、観察する時間にしましょう。 そうすると、授業開始と同時に集中できます。
〇 教室に入られたらおしゃべりはやめましょう。
静かに自分をほぐしている人の集中の邪魔になります。
〇 授業の前に食事をしないでください。
西宮教室の場合13時半からの開始ですが、朝起きてからそれまでに時間は、その日だけはスープなどの流動物にし、授業が終わってから普通に食事をしましょう。 何故、空腹で行うと良いかというと、血液が胃に集まらず筋肉に集まるので、楽に動けるからです。
〇 不調の時は「正午~18時までに食べ、それ以外は空 腹で過ごす18時間断食」
を行うと、とても身体が軽く、足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み)などは、ずいぶんと楽になってきます。
実技に関して 「硬い、太い、痛い」 自分には無理だと思う人へ
どこかに痛みを抱えている人、硬い人、太り過ぎて実技が苦しい人など
色々な方が教室に入会されます。
そして、やってみて、「自分には無理だ、痛い」とやめられる方もいます。
でも、それでは自力整体の効果を味わうことができず、とても残念です。
そこで、 私の教室では持病を持っておられる新入会の人にはこう伝えています。
自力整体は、一見ヨガのポーズのように見えますが、東洋医学の刺激療法です。
形だけを見ると「私は硬くてできない」とか 最初からあきらめてしまう人もいるかと思います。指導者は「ここまで出来た方が良い」という完成形を示していますが、
実際に行う場合、硬くて痛い、または太くてできない人は必ずいます。
しかし、自力整体の場合はヨガのように、ポーズを完成させるのが目的ではなく、
「この形をすることで、周りの筋肉や凝りを刺激する」のが目的なのです。
ですから、完成に至らなくても刺激されていれば、途中で止まっていても問題はありません。
要するに「専門家の指圧を受けているのを、自分の体重をかけることによる指圧行為」だということです。
「できないけれど、この刺激は実に効いている、ジンワリと凝りがほぐれるようで気持ちがいい」と、感じてもらうことが自力整体の目的です。
「最初は全く痛くてできなかったが、続けているうちにできる動きが増えていき、 最終的にすべて楽にできるようになったとき、あのつらかった症状が消えていた。 または痩せてきた」 というのを目的としています。つまり、「できないのが、できるようになっていく工程が治療行為」なのです。
そこを信じて、「頑張って完成を目指すのではなく、
刺激を味わう」という感じで続けてください。
〇 授業では輪っかタオルを使用します。ご自分に合った
サイズでお作りください。
サイズ設定は、輪っかタオルを胴に通し、へその前で
片手でつかみ、反対側の人差し指を差し込んで持ち上げ
顎にタオルが触れるサイズがあなたのサイズです。
教室で販売もしています。
これだけは覚えておきたい、筋肉や関節の痛みの原因 (矢上からのメッセージ)
現在、慢性痛、首や肩の痛み、腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛みなどで
整体、鍼灸、マッサージなどへ通っている人が2千万人いると言われています。
コンビニの数が日本全国で5万件なのに対し、民間の治療院が21万件も存在します。
慢性的な筋肉や関節の痛みやその他の不調の解消を求めて、2千万の人が通っているからこそ、21万軒の治療院の経営がなりたっているのです。
残念なことに、慢性痛に対して、現代医学は鎮痛剤と手術しか方法論を持たず、
整形外科で解決できていない方が、民間治療に流れているのです。
これだけ進歩してきた現代医学でも、慢性痛に関してはお手上げなのです。
中国医学では慢性痛を「内臓の疲れが筋肉や関節の痛みとなって表れる」
として「経絡痛」と呼び、食生活を改善して内臓を休ませる以外に治せない。
と断言しています。
肝臓疲労が頭痛に、肺の疲れが冷え性に、胃の疲れが足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み)に、目の疲れが腰痛に、腎臓の疲れが筋肉のこわばりや痙攣になると教えています。
そこで私はこれらの痛みを取るには内臓疲労を回復させるため
「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」 を勧めています。
そして、実践した方は見事に慢性の痛みから解放されています。
この理論と方法を伝えようと、本にも書き、通信にも書きました。
通信は2か月に一度発行し、年間3300円で郵送しています。
もっと深く自力整体の効果を知りたいと希望する者は申し込んでください。
残念なことに現代医学は、内臓は内科で診察、慢性痛は整形外科と別れています。
内臓疲労が慢性痛とつながっているとは考えていません。
だから中高年で慢性痛で整形外科に通っても、食生活指導がない限り治っていないわけで、治っていないから民間治療に通ってお金も時間もかけているのです。
60歳を超えると、胃の消化力は若い時の半分以下になります。 それなのに食べる回数は若いころと変わらない人が多い、これが老人の慢性痛の原因なのです。
断食療法がありますが、この療法の最大の効果は慢性痛の解消です。
ということは 食べないことが慢性痛の最大の治療だということが証明されているということです。 ですから自力整体だけでなく、食生活の改善も大切なのです。
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