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DATE : 2024.02.25
花粉症の治し方
この季節、毎年花粉症に悩まされます。 今も鼻水が止まりません。
何か対策がないでしょうか? 教えてください。
矢上 裕です。 お答えします。
多くの人も興味があり、困っている方が多いので、花粉症のメカニズムからお伝えします。
水は人間にとって必要で、細胞の中の水は体温を上げたり、筋肉活動、内臓活動、思考活動のエネルギーとなり、細胞の中の水が多い人は元気です。
逆にあなたのような花粉症の人は、細胞というのは間質という水の中に浮いていますので、細胞外水分、つまり間質の水分が多い人なのです。 漢方では水毒体質といいます。
あなたの花粉症は水毒を外に出そうとしている行為なので、スギ花粉には責任はありません。
水気の多い人に見られる症状で、花粉症以外にも、おしっこが近い、肌の乾燥、アトピー性皮膚炎、喘息、筋肉や関節の腫れ、痛み、むくみ、夜間頻尿、筋肉に力がなくて寝たきりになる。足のケイレン
なども細胞外水分が多い人の症状です。
比較的乾燥している欧米の人は、細胞内水分が多く、湿気の多い東南アジアや日本は細胞外水分が多いようで、欧米の人は寒さに強く、日本人は冷え性が多いのはこの体内の水の配分の違いです。
ですから、あなたのやることは細胞外水分を細胞内に押し込んでやることなのです。
この細胞外水分を細胞内に引き込ませる役目をするのが、ナトリウムです。
塩のことですが、普通のナトリウム99%の化学合成の塩ではなく、ナトリウム、カリウム、カルシュウム、マグネシウムなどのミネラルを含んだ海の塩でなければなりません。
でも、塩をそのまま舐めるのはきついので、食養では、濃い味噌汁、梅醬番茶、卵醤油(有精卵を器に入れ、卵の殻の半分にしょうゆを入れてかき混ぜて飲む)の3種の塩の補給を勧めています。
花粉症の症状が出ている、出そうなときは、一日4回、濃い味噌汁、か梅醬番茶、を飲んでください。 その代わり、塩分を薄めないように、水の飲み過ぎ、ワイン、果物、甘いもの、生野菜やスムージー、豆乳や牛乳をストップしてください。
簡単です。
自分のマグカップに味噌をたっぷり入れてお湯を注げば良いだけです。 できるだけ自然の海の塩を使った味噌を選んでください。 2~3日で花粉症は良くなります。試してください。
細胞内の水が増えるので花粉症だけでなく、体温が上がって寒がらなくなった。
また、水太りが解消し、筋肉がしっかりして身体が引き締まった。 皮膚細胞が生き生きするので肌荒れが治り、しっとりしてきます。 とにかく塩の補給は細胞を元気にします。
減塩を叫んでいますが、全くナンセンスで、塩で血圧が上がるか試してみればわかります。
自然の海の塩であれば、血管が強く柔らかくなるので血圧は確実に下がるのです。
私は視力を維持するために薄い塩水で目を洗っています。
薄い塩水を目薬のビンに入れて持ち歩き、鼻が詰まった時に鼻に点眼してください。
即鼻詰まりがスッキリしますよ。
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