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DATE : 2024.05.15

毎週水曜日のオンライン教室の感想

矢上先生・珠野子先生

こんにちは。

毎週水曜日のオンライン教室では、ありがとうございました。

毎週の変化や進化をまさにオンラインで受講できることは、とても大きな学びになりました。

先生が日々考えていることを感じ、学ばれていることを感じ、

そこから生まれる大胆な飛躍に毎回驚きを感じていました。

学び続けること以外に先は開けないのですね。

私もまた生きている限り学び続け、誰かの力になれる人間になりたいと思いました。

この3か月、オンライン教室を受講して、自分の体のとらえ方が随分変わりました。

脱力する、という感覚がより深くなったように感じます。

日常の中で、無意識的に肩甲骨周辺に力が入っていて、肩の力を抜く、ということは、肩甲骨をゆるめる・重力にあずけるということなのだなと気づきました。

四つん這い体回しをしている時も、お腹と肩甲骨に無意識に力が入っていたことに気づき、重力に逆らわないでいるとなんと解放されることかと。

日常的にリラックスして座っている時なども、お腹の表面に近いところに無意識に力をいれていることに気づいたり、自分の体を通しての気づきが日々増えてゆきます。

そうすると、生徒さんや道行く人それぞれの体の緊張の強い場所になんとなく目がいくようになり、

その人の歴史や心の緊張をなんとなく感じたり、実技中の声掛けも変わってきたように思います。

何事もわかるときにしかわからないし、変わらないのですね。

今回の実技の感想ですが、ここしばらくの実技で、特に、首から下の右半身、左半身の左右差を感じてきましたが、今回の片鼻呼吸法で、また新たな左右差を発見し、とても新鮮です。

芝居のことなど考えごとが続いた後の片鼻呼吸は右が呼吸しやすく、左が弱い。

日常的には、「左が吸いやすくて、右が細い感じ、、かな」と思いつつ、まだよくわかりません。

そして、実技が終わった後には、毎回、左右差がほぼなくなっていることに静かに感動します。

体はゆるみたがっているし、バランスを取りたがっているのに、おそらく脳が思考がそれを乱すのかな、と思ったり。いろいろ感じて考えて動いてみます。

四つん這い体回しは、上半身の凝りがすっと抜けます。

1回目の時は、なんとなく不安定で、気を抜くとちょっと反り腰になりそうになりますが、最後の頃には、押されても倒れないような安定感があり、重力にまかせて遊んでいるような感覚になります。

そして、頭と首の力も抜くせいか、後半に入ると、生徒さんもいつもより眠気がやってきているようです。

半覚醒状態、という感じでしょうか。

前半で主に上半身がすっと軽くなり、中盤では、下半身の左右差がなくなり、

後半のうつ伏せでは、上半身と下半身がつながり、

終わったときには、しっかりと楽に立てている、という流れがほんとうに心地よいです。

相変わらず、右股関節のつまりはありますが、

お尻を締める動きが入り始めたころと比べると、まったく違います。

今の感覚を先に進めてゆくと、もっと体の秘密⁈近づいてゆけそうで、この先が楽しみです。

日々、精進します。長々と自分のことばかり書き連ねてすみません。

生徒さんも、自分の体を再発見する喜びを日々感じていらっしゃるように思います。

自力整体に出会えて、感謝ばかりです。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

矢上です。 このメールをダイアリーで紹介しようと思ったのは、「身体感覚を文章にする能力の高さ」です。 私が「この実技で味わってほしい感覚」を見事に表現しているからです。

 

by 矢上 裕

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