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DATE : 2024.12.25
経絡は見えない自律神経であるという仮説
朝の散歩から帰ってきて、散歩中にひらめいたことを書いている。
昨日は自力整体のプログラムの紹介だったが、今後、プログラムの紹介は水曜のズームのプログラムを木曜の朝に、金曜のズームのプログラムを土曜日の朝に、週に2回書くことにする。
今日歩いていてひらめいたことは、経絡という言葉の意味についてである。
経絡という言葉そのものの難しさに、尻込みをしている人が多いが、私はこう考えている。
経絡が考え出されたのが3000年前と言われているが、当時は自律神経という概念がなかった。
今、私が「経絡とは自律神経のことである」と 自信を持って言える。
だから、肝経といえば 肝臓を中心とする仲間たち、例えば胆のう、目、筋肉、爪、生殖器、股関節などへ命令を送り、かつメンテナンスをしている自律神経のことである。
ただし、この自律神経は目に見えないのが難点ではあるが。
何故、そう思ったのか? それは脈診である。
経絡治療家は脈を診て、その脈が表す肝、心、脾、肺、腎の弱りに対し、経絡に刺激を与え、脈が正常になったのを診て治療を終える。 明らかに治療前と後では脈の打ち方が変わるのである。
実はこの脈の状態を支配するのが、心臓に通じている自律神経の命令なのだ。
私たち経絡治療家の鍼での刺激は、心臓に通じている自律神経まで影響を与えているのだから、経絡治療=自律神経調整法であるといえる。
歩きながら自律神経という言葉を考えてみた。
自らをコントロールするために神が作った道 これが自律神経の意味である。
これはまさしく、経絡のことではないか!
私たちの命は神であるといわれるが、命が巡っている道が経絡であり神経なのだ。
ただ現代医学が目に見えるものしか存在しない。 と決めつけているので、私が自律神経の延長が経絡であるといっても信じる人はいないが、これまで難解だった経絡も自律神経の延長であり、東洋医学は自律神経の調整法であると考えると辻褄が合う。
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