
READ
読む
DATE : 2025.03.13
3月12日 水曜 プログラム
新規通信
会員登録
お知らせ・日記・動画など
DATE : 2025.03.13
3月12日 水曜 プログラム
プログラムは9日のDVD春号と同じなので、前回を参照してください。
ミニ講義・・・坐骨神経痛について
上の写真の実技は外旋六筋ほぐしである。
外旋六筋とは真ん中のイラストのことで、この筋肉が緊張するとその隙間を通っている坐骨神経を圧迫するので、坐骨神経痛となる。
だから多くの人は外旋六筋をほぐそうと、テニスボールで押圧したりするが、一時的なもので完治はしない。
問題は腸腰筋の縮みにあることを知らないからである。(腸腰筋は下のイラスト)
腸腰筋と外旋六筋は拮抗筋である。
拮抗筋とは、「片方が縮めば、片方はゆるむ」関係にある筋肉のペアのことで、右の腸腰筋が縮めば
その側の外旋六筋はゆるむ、つまり右足を持ち上げれば、右尻はゆるむことで足が動く。
左の外旋六筋が硬くなり、坐骨神経痛を起こしている人は、左の腸腰筋はゆるんでいるので、タオルをひっかけて外に開く動きは楽にできるし、開いた後お尻に力を入れることも可能だ。
しかし、右側の腸腰筋は縮み足が開きづらい、同じく外旋六筋は緩み過ぎてお尻に力が入らない。
というバランスになるわけ。
だから左坐骨神経痛を治したかったら、同じ側の足ではなく反対の右の腸腰筋を弛め、股関節が開きやすく、外旋六筋に力を入れやすくすることが大事なのである。
どうしても痛い左側の坐骨神経痛ばかりに意識が集まるが、反対側の股関節の硬さが原因になっていることを知ってほしい。
という話を、昨日は外旋六筋ほぐしの実技中に行ったので、改めて文字で解説する。
その他の最新記事
受講に関するご質問やお問い合わせ、通信会員の入退会、取材のお申し込みなど、各種お問い合わせはこちらのメールフォームよりお寄せください。