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DATE : 2019.12.14
人が喜ぶのを見る 想像する楽しみは極上の趣味
色々な本を読み、映画を観るが、
その中での感動を書こうと思うのだが、
いざこの日記を書こうとすると、それが出てこない。
それは偏屈な私 要するに「他者から感動させられたことを書きたくない。 書くなら自分の体験の中での感動を書きたい」
という独りよがりで意地っ張りな私がいるから。
でも、先日読んだ本での感動は今でも、心に響いている。
それは橘曙覧(たちばなのあけみ)の歌だった。その歌は
「たのしみは たまに魚煮て、子らがみな うましうましと 言いて喰う時」
親にとって、自分が作った料理を子供が「おいしい、おいしい」と必死で食べる姿を見ることに勝る喜びはないよね。
私は調理師の免許を持っているくらい料理が得意だが、
我が家のイベント料理は私の担当だった。
運動会、遠足、パーティー、誕生日などは私の出番。
腕によりをかけて料理を作っていたものだ。
今でもイベントの時は私が料理するが あまりその機会はない。
でも、自力整体を指導するとき、特に研修では実技のプログラムを書くのだが、それを書いているときはまさに料理のレシピを書いているように気分になる。
最初の前菜はどの実技にして、
メイン料理はこれ,仕上げはこれでいこう。
自力整体レストランを出た人々は、
満足げに「次もぜひ来たいね」と帰るだろう。
などと考えて実技を組み立てる。
私にとって、研修や教室は
「おもてなし料理の提供なのである」
これは 私の極上の趣味でもある。
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