２６歳から始めた「自力整体の完成への旅路」が今年で40年。
　いろいろ試行錯誤してきたが、「実技だけで健康になる」
　という考えは手放した。　それは無理である。

　そして「自力整体とは習慣を整えることであり、
　それなしに自力整体を名乗る資格はない」
　というのが今の心境である。

　それは
　1、十分に眠り高体温で目覚め、その体温でしっかり排泄する。
　２、食べることよりも水を飲むことを優先し、
　　　正午から18時までに食べる時間を限定する
　３、座らないで立つ時間を増やし、足腰を衰えさせない。
　４、常に仕事や役割で頭と身体を動かし続けること。
　５、適切な体重と体型、姿勢を保つ。
　６、自力整体の自宅実習の習慣。

　この６つを実行している人を、
　自力整体を実行している人と呼びたい。

　実技をしていても、生活が不健康では自力整体者ではない。

　こんな厳しさでは、他のボディーワークより人気もない。
　したがって、普及や広がりは少ないかもしれない。

　でも、私はどうしてもこだわる。
　この習慣なくして身体は変わらない。　改善しない。
　この６つの習慣改善なくして、自力整体と呼んでほしくはない。

　　これが40年の研究の結論である。

　　ナビゲーターも　生徒の生活全体を指導するという
　　高いハードルがあるが、頑張ってついてきてほしい。
　　

by 矢上 裕