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DATE : 2019.11.26
高倉 健が、最も大事にしていたこと。
自力整体の目的は「きれいな血液を、身体の隅々まで循環させること」である。
そんな身体は体温が高く、柔らかい。
逆に汚れた血液は流れが悪く、末端まで循環しない。
だから冷えるし、硬くて痛い。
血液が汚れる理由は、S状結腸に残っている便の毒が
腸の壁から再吸収された血液である。
だから末端まで届くきれいな血液を作るには、
S状結腸に溜まっている便を出さないといけない。
断食で身体が柔らかくなるのは、腸内の宿便をすべて出し切るため、血液がきれいになるから。
きれいな血液なら、末端まで届いてくれる。
ドイツの言い伝えでは、「十八時間断食で治らない病は、どんな治療をしても治らない」という話を
偶然ナビゲーターから教えてもらった。
ドイツ人も、とにかく健康は断食で、毒素の排せつで血液を浄化することを最優先しているようだ。
高倉 健の晩年の妻である方の本を読んだ。
彼が健康法として気を付けていたことは
1、できるだけ座らない。撮影中は立ちっぱなし
2、一日一食で、仕事が終わってから食事をする。
3、生ものと冷たい物を飲まない。
と書いてあった。
自力整体で私が勧めていることと偶然に一致。
徹底した自己管理があって、あの仕事ができた。
俳優になってからは、お酒は一滴も飲まない。
私が感動したのは、本の巻末に自筆で書いて額に入れてあった
言葉である。それは
「人生の喜びは、得ることではない。
得たものを大事にしていくこと。めぐり逢いを」
これは自力整体教室指導でも言えることだ。
生徒が増えること(得ること)が大事なのではない。
今来てくれている目の前の生徒を大事にしていくことが
喜びなのだ。
高倉健は買ったものも大事に手入れしていたらしい。
その手入れをしている彼の姿は 喜びそのものであったという。
私もそんな生き方をしたいと思う。
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