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DATE : 2019.11.19

11月23日西宮研修は 定員になりました。

通信会員向けの研修の最後が、11月23日の
 西宮研修である。
 来年、養成に来たい人から毎日のように参加申し込みが来ているが、定員になってしまっているので、
 お断りしている。
 残念なことだが仕方がない。ごめんなさい。

 先日エネルギードクターの事を書いた。
 かかわる人の生命力を強化する人をエネルギードクターというが、ふと考えてみたら
医者でなくても、矢沢永吉でも、中島みゆきでも、郷ひろみでも、聞く人を感動させて生命力を喚起する仕事だからエネルギードクターなんだな。

 先日画家のゴッホの映画を観た。
彼の言葉で胸を打ったのは、「私が絵を書くのは、私が見た素晴らしい世界をシェアしたいのだ」
 という言葉だった。
 彼の絵は黄色い絵の具を多用し、景色を太陽光線に満ち溢れた絵を書いているが、彼の眼にはそううつっていたのだ。

 そう考えると、名画を鑑賞する時、さの作者が見えている世界は、それぞれ違うということであり、私たちが見ている世界も同じものを見ていても、脳で過去の記憶などのフィルターを通すので、違う景色に見えているというわけだ。

 見え方がそうなのだから、自力整体の感じ方も人によっては全く違うと考えるべきだ。
 ナビゲーターが気持ちの良い実技が、受け取る相手がそうとは限らない。

 同じ風景を見ても、同じ音楽を聞いても、同じ食材を食べても、同じ整体をしても、人は過去のフィルターを通しているので、 全く違うものを見て、聞いて、味わって、感じているのだ。

自分が言ったことを相手が100%共感、同意してくれているとは思わない方がいい。

 それを家族とか友とか近しい人は、共感、同意していると勘違いするところから、そうしてくれていない相手に怒りを感じるのだな。

  共感、同意して欲しがる気持ちを手放そう。
 残酷で冷たい言い方だが、人はそれぞれ考え方が違ってる。 
共感、同意している相手は、私に気を使ってそうしているのだと思う位がいいのではないか。

by 矢上 裕

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