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DATE : 2019.07.15
未来の整体予防医学の夢
私はこんな事を夢見ている。
タニタのインナースキャンをもっと発達させて、
足裏に乗る体重の左右差や、かかと重心かつま先重心か、内側重心か外側かという情報が分かる体重計を作って欲しい。
名付けて「重心スキャン」
すると、重心の偏りを測定することで、骨盤のねじれ、胸郭や首のネジレが自動的にわかり、同時にこの歪みであれば、身体にこのような痛みや不調がおこる。というのも表示できたらいいな。
もちろん私も全面的に協力し、この重心であればそれを矯正するにはこの自力整体が良いというのを提供する。
例えば、「重心スキャン計」に乗るとする。
体重計に乗ると、足裏の映像が映し出され、多く体重がかかっている部分が赤色で示され、体重が乗っていない場所は青色で表示させる。
私たち整体師は、その足裏重心地図を見ただけで、全身の骨格のゆがみと、それに伴う症状、そしてその治し方が瞬時に浮かぶ。
この整体師の頭脳とタニタがタッグを組んで、
「ゆがみ測定器」と作成すると予防医学になる。
そしてその測定器は是非、整形外科にも置いて欲しいし、今までの整形外科の手段である、痛み止めの薬か手術という方法以外に、ゆがみの矯正による治療も取り入れてくれたらいいな。
明治、大正、昭和の終戦前までは、整体という民間療法が、生理痛の改善、妊婦の安産、お乳が出る方法、産後の骨盤の整え方、更年期の乗り越え方、中年以降の身体の痛みの予防などを研究し、人々に伝承してきたが、それが政府の西洋医学以外は信じてはいけないという政策により、違法とされた。
私たちや先輩方のように、政府の目をかいくぐっていた「隠れ民間療法研究家」が、人々から迷信と胡散臭い目で見られながらも、信じてやってきたことが自力整体として作品になったのだ。
どうか、整体療法を、胡散臭い民間療法、迷信」として蔑み、薬と手術こそが治療法という妄信をやめて、整体と現代医学と、タニタが手を取り合って、
「ゆがみ矯正療法」という分野の医学を再現して欲しいな。
政府もようやく、ハンセン氏病に対すして謝罪と補償をする時代が来た。
それに合わせて、整体を迷信療法というのではなく、整形外科に欠かせない先人が築き上げた立派な治療法と認めてくれてもいいのではないか?
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