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DATE : 2019.06.27
自力の授業に 水を飲む時間を設けてほしい。
今の私の授業は、「間を空ける」のがテーマ。
一つの連携した動きが終わって正座になったら、水を一口飲むように促している。
ここで、一口飲むことでホットするのだ。
考えてみれば、緊張関係をほぐすのに「水がお茶を飲む」ということは、交感神経から副交感神経に切り替えるのに最適だから、心を開いて会話する時には飲み物が必要だったのだ。
だから私も授業で取り入れるようになった。
授業の最初に正座して水を飲みながら、今日の授業の目的と流れを説明する。
そして休憩の前に水を飲みながら、今までやってきたことの復習をしてから、休憩に入る。
授業を4つのブロックに分けながら、水を飲むというお話の時間を入れると、中々親密になる。
休憩の前に水を飲んで身体に沁みとおらせるという授業で習慣づけると、自宅でも「ホット一息水を飲む」という飲水法が根付くのではないかな。
私たち動物の燃料は水である。
その水を隅々まで届けるために、私たちは動くのである。
それを考えたら、健康法はただ一つだ。
良質の水を動くことで末端まで届け、老廃物を肛門から、尿道から、月経を膣から、毛穴から、呼吸から排泄する力 を養うことではないだろうか。
「出す力」これが自力整体の目指す道だ。
出す力を心理的に考えたらこうなる。
良い思い出だけを心のアルバムに止め、時折思い出してはいい気分になり、気分の良くない記憶は忘れて自動的に削除する力かな。
順調に老いると、その力が与えられる。
私は出す力と忘れる力は、同じだと思っている。
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