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DATE : 2019.06.26
自分の進みたい道へ
皆さん、朝ドラの「夏空」を観てる?
私は毎日見ているが、今日の雪次郎のシーンに泣けて泣けて、自分の事のように思い出した。
見ていない人に説明すると、親が菓子職人の息子が、親の期待を受け手、その親が修業したお店に修業に入るのだが、どうしても演劇の役者の道に進みたくて、親を裏切ってしまうという設定だ。
私もが大学を辞めて鍼灸の道に進んだ。
その時に思ったことは、「食うために働く」
という働き方と、「自分がなりたい自分になるため」
に働くという、二つの仕事があることに気づいた。
実際豆腐屋の親を見ていて、働く=食べるための苦労と思っていた。
しかし、その仕事で稼ぐことができなくても、食べる為の収入はアルバイトで稼ぐという役者が多いわけで、むしろその生き方こそ私は応援したい。
実は私の両親は、私を安定した職業である、警察官か自衛隊員にしたかった。
鍼灸やヨガの世界に入ることは反対だった。
私がこの仕事で大成する前に、両親は死んだ。
朝ドラの雪次郎よ。
仕事とは食べる為にやるのは、能力がない奴のやること。自分の労働力を提供しているだけ。
できれば、自分の知的生産力を高め、人に感動と喜びを与えられる実力をつけること;
肉体的、精神的つらさと引き換えに稼いだお金は、
そのストレスのはけ口として、ギャンブル、お酒、異性に使われる。
しかし仕事が喜びにつながるのなら、
その収入は少なくても大事に守り育てていく使い方になる。
雪次郎よ。
心の命ずるままに行け。
情熱は何故、熱と書くかわかるか?
行く手を阻む障害物を、心の熱で溶かして進むからなんだ。
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