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DATE : 2020.08.21
44歳、初産の報告
8月19日に、出産をしました。3002グラムの男の子です。
母子ともに元気にしています。
陣痛がやや弱く、17時間かかりましたが、44歳という高齢の初産をなんとか
乗り切ることができました。
院長先生に、「最後のいきみの力があれほど残っていたのは、日頃から身体の メンテナンスをしてたからだろう」 と後で伝えられました。
これから産後の身体のもどし方、子育てをしていく中での自力整体、私にとって未知の世界はまだ拓けたばかりです。
これからも、よろしくご指導お願いいたします。
矢上 裕です。 おめでとうございます。
今の日本の風潮に 「年齢だから」というのが私は嫌いです。どうも日本人は年齢で縛りをかける悪い癖がある。結婚適齢期も、妊娠出産適齢期も「世間様」がお決めになるのはいかがなものか?
身体の手入れをしていない二十歳の身体より、この女性のように手入れをしてきた44歳の女性の方が若いのだ。
私の近所の人で60歳で出産した人がいた。戦時中に結婚して旦那さんは戦死。それから月経が止まり、その後58歳で初恋だった人と巡り合い、月経がまた始まったそうな。 そしてその人と結婚、59で妊娠、60で出産。
その女性がこういった。
「子供の授業参観に行くと、おばあちゃんが来たと言われるのが恥ずかしいわ 成人式には私は80だわ どうしようかしら」
いい話ではないか。 高齢出産だとか、60歳での出産はあり得ないとか、年齢で決めつけるのは嫌だな。
それより、年齢よりも、その人個人がどこまで身体のケアをしてきた人なのか、そして年齢を超えた情熱、理想、行動の方を見て欲しいと思う。
私はこの仕事をしてきて、このような報告を多く受けるたび、自力整体を伝えてよかったと思う。
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