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DATE : 2020.09.03

映画、グッバイ リチャード

 先日、ジョニー・デップ主演の映画「グッバイ リチャード」を観た

 あらすじはジョニー・デップ演じる大学教授が、肺がんで余命半年の告知をされる場面から始まる。そこで教授が取った生き方が面白い。

 色々と経験したことをない事、言いたくても言えなかったことを、それこそ今までと人格が変わったようにやりだす。酒を飲みながら授業に出るし、授業中の生徒に「単位が欲しいから来ている生徒は、全員合格の単位をやるからこの教室を出ていってくれ」と言って、本当に興味がある生徒だけを教えるようになる。

 そして、残った生徒は真剣に課題を勉強する。

 私が感動したのは、自分も教えるという立場にある人間なので、本当に学びたい人だけを教えたいなと、うらやましく思った。

 だから、オンライン教室に来ている人は「利害損得なしの本当のジリキファン」なので、結構気合が入るし、顔は見えないけれどもやりがいがある。というか「ジリキ大好き同好会」で 「今日の新しいジリキの発表会」のようである。

 私は仕事柄、そう見えないかもしれないけれど、「人見知りで、引っ込み思案」である。要するに大勢の人の前で演説するなんて、とんでもない。一人でこもってこそこそと自力整体を試行錯誤して作り上げていくのが、何よりの楽しみであるから、心にもないお世辞が言える営業ができる人はすごいなと思う。

 それでも、例えばプラモデルオタクが、自分のプラモデルのことをしゃべらせたらすごい熱量なのと同じように、私も自力整体を語らせたら、人見知りや引っ込み思案を忘れて、しゃべり続けるという感じかな。

 グッバイ、リチャード 良かったけれど、ただジョニー・デップが海賊を演じたキャラが印象に残り過ぎて、「あのカリビアンの海賊」とイメージしてしまって、困ったが。

 

 

by 矢上予防医学研究所

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