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DATE : 2020.09.21

同じ実技を3回繰り返す効果

 気づいている人もいると思うが、3月のコロナ発生から私の自力整体が大きく変わっている。それは「気持ちが良い実技、ゆるめて解放する実技」から「痛い部分を確実に治していく実技」に変わったことである。

 その為に、同じ技を3回繰り返すというカリキュラムになっている。最初はやり方を覚えさせる。2回目はもっと深く刺激して、3回目の骨のズレを直すことができる所まで掘り下げていく。3回目にズレた骨をリセットする。という流れになっている。

 これは相当な決断でもあった。

90分という制限された時間の中で、気持ちが良かった他の実技を省かなければいけないから。

 そんな葛藤の中で、毎週オンライン教室を受講しているナビゲーターからこんな感想をもらった。

 

いつもありがとうございます。

今回はとてもシンプルな3回ずつの繰り返し、覚えなければ!の緊張無しで身に付きました。

生徒さんと一緒に動きながら、

1度目は身体の診察、

2度目は確認、

3度目には何も考えず、 感じてみる。 が出来る事に気づきました。

身体を緩める…が理解、体感できない生徒さん(あちこち痛く腕が上がらないからと、いつも1番後ろで受けていた)が語ってくれました。

「何かわからないけど今回の実技、動いていて涙か溢れてきた。

腕が上がり出したけど、不思議と無理をしないように…ここまでにしておこう、と自分に優しく思いやりを持って動けました」

授業の後半では自らの手や輪っかタオルを信頼し、大事な人を扱うように、動かしてください」とナビゲートしている自分がいました。

すると同じ実技なのに、私自身も股関節の引っ掛かりが何も無かったように、深く深く効いていました。

気持ちが良いのは当たり前で、自らが施術者となり効かせる事の大事さを今更ですが今回の実技を繰り返したことで 感じました。

その他の生徒の感想です。

最初の踵つけ正座で、おしりが踵からズレていたのに3度目にはきちんとお尻と踵がつくようになりました。すると立って歩く時に腰が軽く感じたそうです。

 今まで  踵縛りの時に緩んでしまっていたように感じます。 

正座になる時、親指をももに引っ掛ける事もしっかり実践していこうと思います。

 

 

by 矢上予防医学研究所

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