JOURNAL

お知らせ・日記・動画など

DATE : 2021.01.18

先日のオンライン教室の感想

あるナビゲーターからの感想を紹介する。

私は、若い頃、中国人の先生から形意拳を習っていたことがあるのですが、その時の立ち姿勢は

膝も含めすべての関節をゆるめ、腰もやや丸め肩を落としてボールを抱くようにして、立つというものでした。

今にして思えば、あれは矢上先生がオンライン教室で盛んに言われている

「背中呼吸の三日月姿勢」だったなと思いました。

その頃の私は背筋を真っすぐに立てるのが、いい姿勢だと思っていたので、一度、先生になぜこの様に腰と背中を丸めるのがいいのですか、と質問したことがあります。

そしたら先生はおへその真後ろの腰のあたりに「命門」という大変に重要なツボがあり、腰を反らしてしまうとその命門が閉じてしまうからだ。

人間の身体には目に見えない気が流れていて、その流れを妨げる事をしてはいけないのだよ。

と、言われたのを今でも記憶しています。

この間の教室で背中を丸めながら、昔のその言葉を思い出しました。

それから私の息子は駅伝ランナーなのですが、ゴールしたあといつも背中を丸め、ヒザに手をあててハァハァしています。

背中呼吸です。

自力整体をしていると「ああそうだったのか」と思うことが、多々あります。

奥が深いです。

面白いです。

いろんな気付きを与えてくれる矢上先生に感謝です。

矢上からの補足

命門というツボは、腰椎の3番と4番の間にあります。

東洋医学ではここのツボから、生命エネルギーが入ってくると言われ

重要なところです。

そうか、腰を反らさないで、丸く膨らませる三日月姿勢は

命門の解放になるのですね。 

 

by 矢上予防医学研究所

OTHER POSTS

その他の最新記事