若い人の前後歩き、効果を実感していただきました‼
西宮ではあんな質問しましたが、芦之湯会館で、私の中で発見がありました。
伸筋、屈筋を意識していたときと、今の足指を使うことと、「目的が違う」ということをはっきり理解していなかったため、混乱していました。（西宮に行って本当によかったです）

まず、マットの上じゃなく、床でやること。教室でも、zoomでも、マットの上でやっていたので、不安定だったのだと思います。
で、膝を曲げて足指を使えるように意識すること。
膝のクッション、足首のクッション、足指のクッション。
なんば走りをしていた昔の飛脚や、重心を落とした日本舞踊などの古来の日本人の所作に通じるのではないかと。。
「これだ」という感じで。

今週、毎日教室で、「両膝を曲げて」「足指を５本全部使って体重乗せる」という動きをゆっくり丁寧にやってみました。
いいかげんにやるのではなくて、一回一回丁寧に。
そうしたら、２０代、３０代の生徒さんも「腰が軽い」「足がぽかぽかする」と好評でした！
「教室で左腰の違和感がだいぶんラクになって、まだ少し残っていたので、家でもう一回前後歩きをやってみたらほぼ完全にとれました」と、２４歳の生徒さん。

私自身も、ず～～～っと抱えている左仙腸関節の違和感が、（なにをやっても９割以上はいかなかった）今までにない感覚でほぐれてきたんです。
びっくり、嬉しいです。
心底自信をもってお伝えできていなかった「つま先前後歩き」の効果がやっと、実感できました！
あと、立ったとき、歩いたときの安定感、グラウンデイング感が　半端なく気持ちいいです。

矢上　談

　それは嬉しいこと。

　私たちは、かかとでドンドンとクッションを使わずに歩くことで、膝関節が詰まり、股関節、腰椎、首が詰まっているのです。

　そして足指、足首、ひざのクッションを使う歩き方をすることで、これらの関節の詰まりが解放される。

　これが終わった時の足腰の痛みが消えている理由なのです。

　中々、そこまで理解する人が少なく、はがゆい思いをしていました。

　（ただ歩き方が面白いとか）

　全身の痛みやコリの治療法としての足指前後歩きなのだと理解してくれて、ありがとう。

by 矢上予防医学研究所