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DATE : 2021.03.25
昨日の質問の続き
日記を読みました
さっそくにありがとうございマス
二の腕の振袖は何ともしがたいですが(笑)、
力瘤もあり筋肉がそれなりにあるのは、自力をやっているおかげと思っています。
カリキュラム中、もっと腕の筋肉への意識と肋骨を上げるようにしていきます。
もう一つ腕の質問です
腕の力は握力に表れるものでしょうか?
昔から雲梯とか鉄棒で体を支えるのが苦手でした。
手は小さいです。手の大きさと比例する筋肉的何かがあるのでは?
もうぶら下がる機会がなくなっていますが、
自力でつけた筋肉とは別なような気がしています
回答・・・良い質問ですので、筋肉連合帯についてお話ししましょう。
質問にある雲梯などで使う握力ですが、人間には身体の前面と手のひら側にある屈筋群と、その反対側の新筋群があります。 実はこれらはつながっており、おなかの腹筋と手のひらの握力は当時に働くので、腹筋力がなければ握力もありません。
だから雲梯でひざを胸に引き上げることのできないような腹筋の弱い子は、鉄棒を持つ握力もありません。
そのように、筋肉というものを部分的ではなく、全体のつながりと協力関係で考えて欲しいのです。
何故かというと、今のウエイトトレーニングの方法が別々に鍛えていますから、見た目筋肉があっても、とっさの動きができずに転んだり、腰痛になったりと間違った鍛え方になっているからです。
ウエイトトレーニングよりも、木登りや山登りなど全身を協力しないといけない運動の方が、反射神経も鍛えられるのです。
例えば硬いものを噛みながら、握力を測ってください。 強くなるはずです。
ということは噛む筋肉と握力は屈筋つながりなのが分かります。
また階段を上ることで足の屈筋を使った直後、握力を測っても強くなります。
ちなみに、現在のカリキュラムは足の指に力を入れる抗重力筋強化プログラムになっています。
昨日のオンライン教室で足指で床を押して立つ動きを指導していた時、100回目を超えたころから、身体が宙に浮くような軽さを体験しました。 抗重力筋の足指から背部全体の伸筋群が働きだして、身体の重みを受け止めるのです。
このように、西洋医学のように部分的に見るのではなく、「全体が協力して働いているんだ」という見方をしてください。
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