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DATE : 2021.04.19

転倒、衝突癖を直すには

いつもありがとうございます。

報告と質問です。

報告です。

自力整体で身体を整えているからこそチャレンジ出来た事と気付きです。

52歳にして初めてブレイクダンスにチャレンジ出来ました、ありがとうございます。

そこから身体の癖にも気付ました。

後から主に身体の右側に緊張・硬さ・痛みがきました。足裏・太腿・右腰・右肩甲骨内側・左肩。

普段は腰痛になる時は股関節の硬い左腰なのですが、今回は右。

右膝が伸びた状態で歩く癖があるから右側への痛みが来たのかと気づき、

最近先生が教えて下さっている両足のバネを使って歩き動く大切さを痛感しました。

質問です。

年度末の忙しい頃に数名の生徒さんが、転倒や車両の衝突事故で痛みや痺れの症状が出ていることがわかりました。

起こってしまった事は受け入れ、対処のアドバイスとして下記を考えましたが合っていますでしょうか。

・瞑想で心を整えてから始める

・衝撃によって全身が緊張しているから、身体を注意深く観察しながら自力整体をする

・無理をしない

宜しくお願いします。

回答・・・アドバイスとしてそれでよいと思います。

   基本的に、転倒や衝突をしやすい人は、同じ人が何度でも同じ転倒、衝突を起こしやすいので解説しておきます。

   「心、ここにあらず」 という言葉がありますが、この人は無意識に「今やっていることに注意を向けない」傾向があります。

 このことを「心を亡くした状態」つまり「忙しい」という字はここからきているのです。

 「仕事量が多くて急いで仕事をしなければならないけれども、自分の動作に心を込めている」人は忙しいとはいいません。

「心が動作に伴っていない」人が忙しい人なのです。

 そして転倒や事故は忙しい人が引き起こします。

 これは子供のころからの癖づいているので、自力整体もおそらく、「今の自分の感覚に集中することができず、心は別のことを考えながら、つまり忙しくやるはずなので、効果はないと思います」

 一度聞いてごらんなさい その人に 「あなたは体操感覚で自力整体をやっていませんか?」と。

 「整体治療」としてやっているなら、「診察と検証」をするので、他のことを考える暇はありません。

 体操は、「動いた、伸びた、疲れた、ハイ終わり」 で治療とは全く別のリクレーションですから。

 転倒癖のある人には、こうアドバイスしましょう。

 立っているときも、歩いているときも、自転車に乗っている感覚でいてください。

 転倒というのは、バランスを崩して起こりますから、常に自転車にまたがってバランスをとる癖をつけましょう

今回は骨折に至らなくて良かったけれど、この転倒癖があると次は骨折になりますよ。

そう伝えてください。

最後に、生徒が「転倒や衝突」をするというのはナビゲーターにも問題があります。

自力整体を身に着けていったならば、注意深く自分を見つめる習慣ができるはず。 

「この人に、自力整体で自分を観察する習慣づけができるような自力整体を伝えていないのではないか」と

反省して、次回の授業に活かしましょう。

授業の時だけ瞑想しても何もなりません。 日ごろからマインドフルネス瞑想ができるよう自力整体で訓練するのです。

by 矢上予防医学研究所

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