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DATE : 2021.05.07

全著作を朗読してみようか

兵庫、大阪、東京、京都の非常事態宣言が5月末までになりました。

 西宮教室は使えるかどうかわかりません。

 11日になった時点で、またこのダイアリーでお知らせします。

 月水金のズーム授業はこのまま続くので有難いのですが、やはりリアルの教室がないと毎日が息苦しいな。 

 せっかく時間が空くことだし、2000年から26冊発刊している本をすべて朗読して、ユーチューブラジオに上げようかなと思っています。

 著者自身の声で朗読をしながら、時々生のコメントを入れるなんて面白そう。

 一冊目から最後に書いた本まで26冊を机の上に並べてみたが、要頑張ったなとため息がでた。

 専業作家でもないのに、20年間休まずに書き続けたエネルギーはもう私にはないな。

 やはり、若さと勢いだなあ。 何よりも根気と体力がいるもの。

 執筆中の頭の中は、24時間夢の中まで文字が飛び交っているんだ。 他のことを考えられない。

 それを20年続けてきた本を手に取りながら、まるで他人のように朗読してみよう。

 だから他の人の本を読ませてもらう時も、「こんなに安く、著者の長年の研究と努力の結晶をいただいていいのか、恐れ多いこと」 と 大事に感謝して手に取っている。

 私にとって執筆体験は貴重な能力を獲得させてもらった。

 それは全体を俯瞰して見る能力だな。 構成する力ともいう。

 研修や講演などで話す内容を本として考える癖がついた。 

「300ページの本の中の何ページを今語っている。そして最後の結論は何時に終わらせる」

という全体の中の現在地を把握しながら話すことかな。

 常に頭の中に設計図があるわけだ。 列車の運行表と言ってもいいかな。

  だから自力整体をしていても、「この実技は90分の中の何分目に始まり、全体の中でどういう役目をしているのか」 という設計図と運行表がしっかりと整然と組み立ててあるので、受けている人は

 90分の授業が終わると、身も心も整理整頓されたすがすがしさを感じるのではないかな。

  生徒を整えるには、指導者が「自分を律して、毎日をきちんと整然と生きること」 

  整え、落ち着き、安らぎ、すがすがしく、美しく 生きていきましょう。

 写真は東京研修での瞑想。

  

 

by 矢上予防医学研究所

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