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DATE : 2021.05.16
仰向けで寝なくなった 最近のカリキュラムについて
お尋ねしたいことがあります。
研修中は質問なかったのですが、着替えて帰り際に、ハッと思ったことです
最近私の教室に来られた50代前半の方のことで、その方仰向けに寝続けると、次に起き上がるのがかなり硬くなり、痛みがあっておきにくいんです。、
それで、その後は最初から横向きで寝ているんですが、それでも起きずらく‥そんな重症な方は初めてで、自分の中では、前半自力整体をして、仰向けになり暫くねれば、皆さん気持ちよく解放されていたので、やりずらさを感じていました。ご自分が楽なようにしてくださいねとお声かけはしています。
その方のことをふと思い出し、最近研修の実技の後、仰向けになることがなく、瞑想することが多いのですが、それには何か意味があるんでしょうか?
私は勝手にリラクゼーションのような時間、身体や脳が緩み、開放、脱力した時間を寝ながら味わう時間が気持ちよく感じていました。個人的には寝て感じる、あぐらかいて感じるどちらでもよいかなと思います。
私の考え方、学びが間違っていましたら、ご指導宜しくお願いします。
矢上 裕です。 座った状態では頭の重みで、背骨は本来S字カーブになっています。
仰向けに寝るとこのS字カーブが伸びて、まっすぐになってしまいます。
すると、今度は仰向けから座るときに、もう一度S字カーブになるまでの時間、背骨にゆがみのある方は起きて座るプロセスがとても硬くて痛い状態になります。 仰向けに寝ている間筋肉が冷えるのです。
特に仰向けからがっせきになるときは、股関節は開きにくくなり前屈がしにくくなります。
「それなら、仰向けに寝させて起き上がるときに痛い思いをさせるよりも、初めから瞑想の座り方でゆったり呼吸させる方がいいのでないか」 と考えたのです。
特に高齢の人は仰向けから座るまでがとてもしんどい。
私自身も前期高齢者になってわかったのは、「長時間仰向けは次の動作がつらくなるな」ということです。
でも、仰向けから座るのに難儀をしない人は、十分に寝ても構いません。
それで身体が冷えなければ、これまでの自力整体のように十分寝てください。
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