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DATE : 2021.06.06
股関節痛とひざ痛の直し方
昨日のリアル研修が終わってから、一人の受講生から「左股関節が痛い」と相談があった。
「そこで仰向けになってごらん」と言って、その人の太ももを見ると外にねじれており、その下の膝から下は内にねじれていた。
別の言い方をするならば、股関節にはまり込んでいる大腿骨が外にねじれ過ぎで、膝関節にはまり込んでいる脛骨はそのバランスを取るために内側にねじれ過ぎといった状態である。
このケースは左足に多く発生し、左坐骨神経痛を起こしやすい。
結論から言うと、彼女の股関節の痛みは一瞬で取れ、本人はびっくりしていた。
実は、研修の実技にその直し方は入っていたのだが、私が手を添えて丁寧に大腿骨の外ねじれと脛骨の内ねじれを矯正した。
そうしたら、仰向けで大腿骨を見るとねじれが直っていた。
手を取って立たせてみて、足踏みをさせてみると本人はびっくりするくらい、改善していた。
何故、この体験をこのダイアリーで皆さんに紹介しようと思ったのか
それは、このケースで股関節、膝関節の痛みや坐骨神経痛が今の季節に多いからである。
つまり、梅雨の時期には水毒が溜まり、骨盤が左にねじれてしまうのだ。
骨盤が左にねじれると、当然大腿骨の外ねじれと脛骨の内ねじれが生ずる。そして坐骨神経痛になる人、股関節痛になるひと、
ひざの痛みになる人に分かれる。
おそらくこのダイアリーを読まれている500人の方の中にいらっしゃるのだと思う。
直し方は、下の写真のようにして、片手で大腿骨を内に閉めて、片手で足の親指の付け根をつかんで脛骨を外にねじるのである。 これを丁寧にやると、痛みが取れる。
私は研修後の相談者にこれをさせながら、私が手を添えて揺さぶったのである。
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