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DATE : 2021.06.30
頭痛について
研修の感想です。
今回の整体をして水毒を出すテーマは私にピッタリ当てはまりました。
一週間前から頭痛がありました。
症状は首から盆の窪まで縮み、そのあたりから頭上まで痛いのです。
眠たくて眠たくて、一日寝ていました。
我慢できないほどの頭痛で、痛み止めを飲んで過ごしていました。
研修の時も頭痛がありました。
手でタオルを持ち上げ頭上で揺らす実技で頭痛が楽になりだしました。
肩リラックスも気持ちよかったです。
両腕を広げておでこトントンすると右胸郭が縮んでいて、左に捻れているのに気がつきました。
合掌で胸郭持ち上げ、頭蓋骨持ち上げをやるたびに痛みが和らいてきました。
終わった時には頭スッキリ痛みはありませんでした。
次の朝起きるとすぐに排便、オレンジを食べて排便、その後も2回全て下痢のようでした。
「これが水毒と呼ばれるものなんだ」 と納得しました。
水毒はカラダに大きく負担をかけるものだから、その原因をしっかり自分で考えるところから始めたいです。
この頃アイスクリームをよく食べるのも原因の一つと思います。
一日の生活のリズムを整え直します。 いい経験をいただきました。ありがとうございました。
矢上 裕 です。 頭痛について解説をしておきます。
頭痛ってつらいですよね。 実は「頭が痛い」って、もちろん脳血管性の激痛もありますが、ほとんどが頭の筋肉痛なのです。
頭蓋骨と頭皮の間には筋肉があります。 薄い膜になっていますが、その筋肉が頭蓋骨を締めたり、緩めたりしています。
報告者の文章の中に
〇 「手でタオルを持ち上げ頭上で揺らす実技で頭痛が楽になりだしました」
〇 「合掌で胸郭持ち上げ、頭蓋骨持ち上げをやるたびに痛みが和らいてきました」
〇 「両腕を広げておでこトントンすると右胸郭が縮んでいて、左に捻れているのに気がつきました」
〇 「終わった時には頭スッキリ痛みはありませんでした」
の感想の中に答えがあります。
これらの実技はすべて胸郭を持ち上げる実技ですよね。 そう、胸郭が下がっていたからこの方は頭痛になったのです。
では、なぜ胸郭が下がると頭痛になるのか」 を説明しますね。
下の写真を見てください。 これを鎖かたびらといいますが、この鎖かたびらを頭の筋肉だとイメージしてください。
写真ではわかりませんが、この鎖かたびらの一番下は、胸郭の下までつながっているのです。
胸郭が下がると、この鎖かたびらが下に引っ張られます。 すると「引っ張られてはならぬ」と頭の筋肉は緊張して持ちあげようとするのですね。 この緊張により、頭痛が発生するのです。 だから私は頭痛に「胸郭下垂性頭痛」と名付けたい。
〇 「手でタオルを持ち上げ頭上で揺らす実技で頭痛が楽になりだしました」
〇 「合掌で胸郭持ち上げ、頭蓋骨持ち上げをやるたびに痛みが和らいてきました」
この実技で胸郭が上がり、頭部筋肉の緊張の必要がなくなったので、頭痛がなくなったのです。
さて、なぜ胸郭が下がったのでしょう。
それは
- 座りすぎ
- アイスクリームなどの食べ過ぎにより、内臓が下がって胸郭にぶら下がっている腹膜を重たくした。
- そして腸内に水毒の水が溜まっており、内臓が下がって胸郭にぶら下がっている腹膜を重たくした。
要するに胸郭が下がる生活をしていたということなのですね。
皆さんにも、頭痛持ちがおられると思います。
このようなしくみで頭痛になるのだということが分かっていただけたら
と思います。
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