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DATE : 2021.07.05

朝食を抜くことの効果

矢上先生、こんにちは!生徒さんからうれしい報告がありました。

私の教室では「朝ご飯は水分だけで10時まで我慢して!!」

もしくは「午前中は果物だけで過ごして!」と指導しています。

 初めてそれを聞く人は「すごくハードルが高い」と思ってしまうみたいです。

 中には明らかに眉間にしわを寄せて聴く人もいますし、それが原因で教室をやめた人もいるとかいないとか・・・・

(強制ではなく自由なのに)

 なので、折々に触れて分かりやすく話を繰り返し繰り返し、生徒さんにお伝えしています。

いつかわかってくれると思って・・・・

そしたらですね、先週、「朝断食生活を初めて実践しました!!」という生徒さんからうれしいご報告がありました。

 朝食を一ヶ月やめてみたところ・・・

 ✔️腰の痛みが取れた

✔️夕方の激しい疲労感がなくなった

✔️ボーっとした頭が霧が晴れたようにスッキリ

✔️身体が締まった、

✔️足腰に力が入るようになった

 これ一人の人に起きた変化です。

今までいろんな生徒さんの話を聞いてきましたが、食べ方だけでこんな体が変わった事例はじめてで驚いています。

彼女は典型的な反り腰ぽっこりお腹タイプ

膝縛りしてかかとを上げ下げしても、足指、丹田に力が入らないので肩で上げ下げする、教室で私と全く違う動きをするので

いつも注意していました。

 朝断食が身についた彼女だから、きっとさらに元気になってくれると、彼女のその後がすごく楽しみです!

矢上 裕 です。

 それは良かったです。 ここで「何故朝食がからだにゆるみをもたらすか」について述べます。参考にしてください。

 私たちのからだが引き締まるのは、仙腸関節が引き締まるからです。

 仙腸関節が引き締まるのは、起床後から4時間です。

 睡眠中は仙腸関節がゆるんで開いており、起床後に自律神経の交感神経によって仙腸関節を引き締めるわけです。

 そして、正午から午後は引き締まりのピークで、日が沈むころから緩んできて、眠ることには開くというリズムがあるのです。

 食べるという行為は消化しますので、消化を命令する副交感神経が働きます。

 すると、起床後4時間かけて引き締まろうとする仙腸関節に対し、食べると副交感神経がゆるめてしまうのです。

 だから、朝食をとると締まりのないからだになり、さらに起床後骨盤が閉じる勢いで大便が排泄されるのに、閉じるのを邪魔されると奥の方の残留便が残ったままになり、さらにからだに締まりと勢いがなくなってしまう。

 これが「起床後4時間は水分(果物は水分と考えてよい)だけにして、消化活動をさせない」という理由です。

 この一日の骨盤のゆるみと引き締まりのリズムがあることを、私は20年かけて自分のからだで実験してみました。

 これは「世紀の大発見」だと思うのですが、世間では朝起きたらすぐに食べようとするし、それが健康の元、腹が減っては力がでないという洗脳状態にいます。(朝食を抜く1週間と、食べる1週間を実践して体調を比べてみるとわかるのですが・・・)

 ということで、「起床後4時間は食べないで、骨盤を引き締めるのを邪魔しないで、排泄を邪魔しないで」

 という説明をするのが 一番良いのではないかと思います。

 報告にある

 ✔️腰の痛みが取れた

✔️夕方の激しい疲労感がなくなった

✔️ボーっとした頭が霧が晴れたようにスッキリ

✔️身体が締まった、

✔️足腰に力が入るようになった

 という現象は、「骨盤が引き締まった。 朝食を抜いたことで骨盤が閉じる力を邪魔しなかった」

 という結果なのです。

 ナビゲーターの方々は、この文章をコピーして印刷して手元に持っていたらどうでしょう。

 朝食信仰者に対する反論というか、説明する有力な理由になると思います。

by 矢上予防医学研究所

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