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DATE : 2021.07.26
むくみ痛について
最近、生徒から「手の親指の付け根の痛み」の相談が多い。
聞いてみると、のどの調子が悪かったり、咳が止まらなかったりしている。
手の親指は肺経で気管支や肺につながっているので、改めて経絡の不思議さを感じる。
今の日本の季節は高温多湿で体内に水が溜まりやすいので、相談者の親指の付け根に触れてみると腫れと冷えを感じた。
この筋肉や関節に溜まる水毒が痛みを引き起こしている。
からだのねじれを正して、利尿させるのが一番の痛み取りである。
水毒はからだのねじれているところへ痛みを起こすが、その部分を治療しても水を流して排出しない限り痛みは続くが、水が抜けると痛みは消える。
頭蓋骨のねじれが頭痛になる。
胸郭のねじれが首の付け根の痛みになり、手のしびれを引き起こす。
骨盤のねじれが左にねじれると左坐骨神経痛、右股関節痛となる。
さらに、骨盤のねじれから膝のねじれを引き起こしひざの痛みとなり、
ひざの内ねじれにより、足の親指の付け根の痛みになる。
水毒というと難しいので、むくみ痛と呼んだ方がいいかもしれない。
私自身もむくみやすい体質で、特に春から夏にかけて腰痛と坐骨神経痛になりやすいが、
2005年くらいに執筆に集中するために、ハワイに10日ほど行ってそこのコテージで過ごしたことがあるが、全くむくみ痛がなかった。
気候が乾燥しているから、体内のむくみがどんどん皮膚から蒸発してくれるのだ。
日本では汗がダラダラ出て、むくみを防ごうとしているが、ハワイでは出た汗はその瞬間に蒸発するのでクーラーのドライの中にいる感じかな。
あのさわやかさは、日本人にとってパラダイスだわ。
お金持ちの別荘が多いのもわかる気がする。
私はこの蒸し暑い日本に来た外国人は不調になり、この気候に慣れている日本人の方が、東京オリンピックでは活躍するのではないかと思う。
さわやかドライの国から来た人にとっての日本はまるで「ミストサウナの中」だな。
かわいそうに。 もう少しで終わるから、我慢してください。
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