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DATE : 2021.11.14
老犬と落ち葉道の散歩に思う
犬を連れて朝の散歩をしていると、秋の落ち葉の風景の中に人生の晩年を感じる。
特に我が家の21歳になるプードルの愛犬エリーの歩き方を見ていると、ヨボヨボ、ヘロヘロなので、まるで私がリハビリをさせているかのようだ。 目も白内障で見えないし、耳も聞こえない。 ただ食欲だけはあって排泄も良い。
いつもの散歩仲間に聞かれるのは「どうやったら、長生きをさせられるのか?」 という質問だ。
私は「特に何もしていません。 強いて言えば、怒ってしつけるということはないですね、家で粗相をしても好き勝手にさせています」 と答えている。
これが相手が人間だったら、えらいことだろうな。 おじいちゃんが勝手にどこでも粗相すると家人は怒りまくりだわ。
それと長生きの秘訣がもう一つ、毎日同じ時間に同じものを食べて、同じ行動をするルーチンがいいと思う。
それともう一つ、ヨロヨロ歩くので、通りすがりの人が
「がんばれ」と励ましてくれるのもいいのかも。
いつか、朝の散歩をこちらが邪魔くさがってゴロゴロしているとき、犬が溜まりかねて、リードをくわえてこちらに持ってきて、
ポイっと投げた時があったが、それ以来投げられる前に散歩に連れていくことにしている。
私も前期高齢者となり、犬も老犬となり、落ち葉の舞い散る秋の散歩道を歩く。
なかなか おつなものである。
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