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DATE : 2022.02.21

ヘルニア&脊柱間狭窄改善のための 自力整体

今回は、ヘルニア、脊柱間狭窄症の人向けに3つの狙いを持って作成した。

 〇 開脚座ができない骨盤後傾者(ヘルニア)向けの 骨盤前傾つくり

 〇 反り腰の骨盤前傾者(脊柱間狭窄症)向けの 骨盤の後傾つくり

 〇 左右対称に整えた骨盤のゆがみが再発しないような筋肉量増大運動

〇 何故開脚座ができるようになると椎間板ヘルニアが治るのか

1, 開脚座ができるということは骨盤が水平になり後傾が正される。

2, 骨盤が水平になると、腰椎に前へのカーブができる

3, 前へのカーブができると椎間板ヘの圧迫がなくなる。

4, 飛び出していたヘルニアが元の椎間板へ吸収される

5, ヘルニアによる神経圧迫がなくなる。

〇 何故、タオルを足にひっかけて左右に倒すと反り腰狭窄症が治るのか

  • 両足にタオルをひっかけて足で蹴って腰を丸める「イノシシ運びのポーズ」が反り腰狭窄症直し。
  • 1がやり易いようにするために、片足ずつ足を開いたりねじったりする。

〇 何故、筋肉量増大運動で再発が防げるのか?

  • お尻上げで、大殿筋を強化することで、バストダウン、ヒップダウンの骨盤の後傾が防げる。
  • 膝振り腹横筋強化と自転車こぎ腸腰筋強化(写真下)で、反り腰狭窄症の骨盤前傾が防げる。
  • 膝立ち胸持ち上げで、猫背が防げる。
  • 立ち姿勢中殿筋を強化で、片足立ちが安定し、重心が足裏の中央に乗るようになる。

 整体にするとは、どういうことか?

 整体にするとは、骨盤と胸郭を水平にすることである。水平になった骨盤になることで、脊柱は正しく位置することができる。要するに骨格の土台作りをするのが自力整体である。

 その為には、4つのゆがみの種類を知らねばならない。

  • 骨盤が前傾し、骨盤の後ろ側が高い、ヒップアップ・鳩胸、出尻。
  • 骨盤が後傾し、骨盤の前側が高い、ヒップダウン 垂れ胸、垂れ尻
  • 骨盤の右側が高い 右ヒップアップ 左ヒップダウン
  • 骨盤の左側が高い 左ヒップアップ 右ヒップダウン
  • 2の場合、左右差がないので健康であるが、3,4になると左右差により症状が出る。

自力整体の対象となるのは、3,4のケースである。

ヒップアップの左右差をなくすと、骨盤が水平、背骨にS字彎曲ができ、症状が消える。

このために、前半で左右交互に骨盤後傾直し(ヒップアップ)を行い、

後半で左右交互に、骨盤前傾の反り腰直しを行っている。

  最初に反り系の刺激、後傾の矯正、後半に前屈系の前傾直しにした方が、腰にやさしいから。

  • 90分の流れ

1, 開脚座で骨盤を起こし、腰椎に前へのカーブを作る。

2, がっせき首反らしで、頭部前傾を矯正し、背骨にS字彎曲を作る。

3, 眼筋をほぐすことで、背面筋肉の緊張をゆるめる。

4, 腸腰筋、大殿筋をほぐし、胸郭持ち上げ(バストアップ)、骨盤後傾直し(ヒップアップ)

5, 仰向けでの骨盤矯正 反り腰直し (ここまで60分)

   ここから筋活(筋肉量増大運動) (30分間)

1, クロスタオル膝倒し、お尻上げ大殿筋ゆすり (旅愁3分)

2, お尻上げ、片足天井持ち上げ (春の小川1分)

3, タオルつかみゆすりと、大腰筋活性化 (ふるさと2分)

4, 膝の引き付けねじりで、腹横筋活性化 (ゆりかごの唄2分)

5, 頭起こし、自転車こぎで腸腰筋活性化 (青い眼のお人形2分)

6, タオル足首ひっかけ膝立ちゆすりで、脊柱起立筋群活性化 (きらきら星3分)

7, 立ち姿勢での下半身活性化 (ボレロ10分)

by 矢上 裕

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