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DATE : 2022.03.26
共同創造という学び方
自力整体の創造に最も重要なのが、共同創造である。
それは、「この実技を行って、私の心、身体がどう変化したかとか、こんな発見があった」 という実感を発見、発表、共有できる空間にしたいのである。
私の仕事と言えばみんなからの発見、発表、共有をまとめる役である。
日本人にかけているのが、この自由な発見、発表、共有だ。
それは「先生と反対の意見を出すのは失礼であり、排除されるかもしれない」という目上の人への服従意識と、 お互いの意見や主張が対立した場合、相手の人格まで否定して仲が悪くなることだ。
この自由な意見交換ができないで、研修などの集団学習をすると、良いアイデアが出ない。
この点、外国は、敵対する意見に対してとても寛容で、うらやましい。
お互いが反対意見を戦わせても、議論が終わったらケロリとして仲良くなっているのがいい。
先生に反対意見を生徒が述べても、先生はそれを嫌がらず、「なるほどそういう考えもあるな」と寛容に受け入れて、その生徒のアイデアを元に自分の意見を修正するとい頭の柔らかさがある。
イノベーション(誰もが考え付かなかった発見)が 日本で生まれにくいのは、
「きつい上下服従関係」と「意見の相違が人格攻撃」になり、仲が悪くなる日本人の悪い癖ではなかろうか
要するに、議論の場に「心理的安全性が確保できていない」のだ。
私が理想とする自力整体研修の環境や、オンライン教室のあり方は
- 一人一人が自分の意見、主張を持っている。
- 自分の意見、発見、気づきを、先生やメンバーに表明できる。
- 相手の意見に対して、違う意見がある場合については、その意見を伝えられる。(先生でもノーはノーと言える)
- お互いの意見の相違について、その内容を受け止めたうえで、話し合いができる。
- 相手の意見を否定したりしても、後々、そのことで対人関係が悪くなったり、評価が下げられたり、人格的な攻撃を受けたりしない。
もし、このような心理的な安全性のある自力整体の学びの空間ができて、発見、発表、共有が飛び交う場になれば、自力整体の完成も飛躍的に進むと思う。
私もホームページのダイアリーに発表することで、他のメンバーにも共有できるし、是非そうしてほしいと思うのである。
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