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DATE : 2022.04.11
五十肩について
○○です。
お恥ずかしい話ですが、生まれてはじめて50肩になりました。
痛みは突然という訳ではなく、今年になって「筋肉痛かしら?」というところから始まり、右の肩関節(巻肩治し)ねじれ取りが徐々にやりにくくなり、右腕の三角筋に腕を肩より上に持ち上げると尋常ではない痛みが走るようになりました。
ひどい時は右の手の甲を腰に回すと、うっと声が出るほど呼吸が止まる感じになりました。
この時、「あー!腕と呼吸は繋がっているのか」と、身を持って知りました。
落ち込んでいても仕方がない。50肩の痛みを持つことで、これを自力で改善すれば、多くの50肩で悩んでる人がいらっしゃるので、先ずは私の生徒さんに経験からのアドバイスができると気持ちを切り替えることにしました。
研修がはじまってからは、「楽しもう」「気持ちよく動こう」「絶対に治る」を暗示のように呟きながらおこないました。
私なりに原因が肩ではない、というのは分かっていましたが、インナースキャンタイムやその後の瞑想の辺りで「あれ?私、変われるかも!」と何も根拠はありませんがこの時点でそう感じられました。
何だか気持ちが良いのです。
教室は休むことなく続けていますが、痛いところまでやり過ぎて悪化したように思います。
腕が痛いからといっても腕が原因ではないような、むしろ気持ちが良いように動かしているうちに、痛みが取れていく感じがしました。
実際、可動域が今は全然変わっています。
腰に手の甲を付けても体の動かし方で激痛になりません。
ビフォーの写真でお分かりのように右腰にも痛みがありましたが、アフターの写真の時は腰痛が無くなっています。
ギックリ腰(腰筋膜裂傷)は、筋膜を切ってしまった「靭帯損傷」だと昨日の研修で学びましたが、
もしかして50肩も筋膜損傷で、肩の痛みも腰が原因かなと自己診断です。
矢上先生はどのように思われますか?
今回の研修は痛みを持っての参加でしたが、心身共に楽になりました。
ありがとうございました。
矢上 裕です。
私も五十肩を体験しています。治るまで1年半かかりました。
突然になって、突然に治るのが五十肩です。
筋膜の損傷ではなく、老人の肩になるための儀式のようなものだと思っています。
これまで治療師として多くの五十肩を診てきましたが、治療で治ったことはありません。
すべて、時間が来たらあれっという感じで治っているのです。
気にすることはありません。ある方向へはすごく痛いですが、その方向へ動かさなければいいのです。
私は五十肩の1年半、平気な顔をして指導していました。
治そうとしないで、自然に治るのを待つという治療法があるのです。
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